平成20年度学校評価アンケート分析結果(保護者)

回収率 100%(315/315)

傾向
 アンケート実施5年目となり、担任団の取り組みの成果が現れ、初めて全員から回収することができた。
 昨年度質問項目を大幅に変更したが、項目全体の評価平均は2.98判定Bである。昨年比0.01減である。32項目中12項目で評価が低くくなった。他はわずかではあるが評価が上がっている。特にも進路指導においては、+0.09と最大の上げ幅である。
 自由記述の中では、昨年同様頭髪指導についての言及が多く見られた。「他校より厳しい」などで、危険を伴う実習等があることなど理由をきちんと説明し、理解していただく必要もある。また、本校の基準内容の理解の促進も必要である。
 これらのアンケート結果を謙虚に受け止め、日頃の指導を振り返るきっかけとし、保護者との相互理解を進めたい。 

【全体
 全体の評価は3.12(昨年比△0.03)であり、7項目全てが評価3を超えており、学校と教員に対する信頼と期待が伺える。特にも、建築設備科に対する評価が高い。
 また、「本校に入学させてよかった」の評価が高く、入学させたことを後悔させないような指導を継続しなければならない。

【学習
 グループ全体の評価平均は、2.80(昨年比△0.04)判定Bである。全グループ中最も評価平均が低く、授業を基本とする指導力の向上と基礎基本を定着させる指導にさらに励んでいく必要がある。

【特別活動等】
 グループ全体の評価は昨年度と同じ2.98判定Bである。半分以上の項目が評価3を超えている。行事、ボランティア活動、健康面、安全教育など様々な教育活動への理解を推進していきたい。また、部活動への評価が特に落ち込んでおり、対応策を検討する必要がある。

【生徒指導】
 グループ全体の評価は2.98(昨年比+0.06)判定Bである。わずかではあるが、「健康や安全」を除く全ての項目の評価が上がっている。服装面については職員間の統一した指導とともに、家庭の理解と連携が特に重要である。

【進路指導】
 グループ全体の評価は3.00(昨年比+0.09)判定Bである。全ての項目で評価が高くなっている。特に「体験・講演等」の項目の評価が+0.16であり、保護者との連携を密にしたきめ細かな対応を推進したい。

【その他】
 昨年同様に「情報提供」と「PTA活動」に関する項目についての評価が低い。配布物の宅配率を向上させるための手だてを具体化していく必要がある。また、PTA活動への参加の働きかけも大切である。

○全体 評価 回答の傾向と背景等 課題と対応等
学校の教育目標が説明されている。 昨年度から5%の上昇である。ここ2年間で大分知られるようになった 今後も機会あるごとに情報提供を継続する
先生は,熱心に生徒の教育活動を行っている。 A判定に近い。85.8%が熱心に教育活動を行っていると見ている 日頃の教師の行動が判断される。
今後も熱心な指導を心がける。
自由記述では、資格指導に不満を持っている親もいる 資格取得率を向上させる指導、生徒への意識付けが必要である
先生は,生徒の悩みや相談に親身になって応じてくれている。 昨年とほぼ同様のA判定に近い評価である 生徒の行動、信号を見逃さないように日常的な観察と早めの対応を心がける。
自由記述にはもっと生徒の声に耳を傾けてほしいと考えている保護者も複数いる。 親身に応じていないと思っている親への対応が必要である。
自分の子どもは,明るく生き生きと充実した学校生活を送っている。 昨年より評価が向上し、82.5%の親が充実した学校生活を送っていると感じている。 けじめを付けさせることと楽しく学校生活を送らせることを使い分けて指導する
学習指導や資格取得、進路指導、部活動指導の充実が基本となる
不十分と考えている生徒の個別面談が必要である
宮古工業高校に入学させてよかった。 87.8%の親が入学させて良かったと思っている 喜ぶべき状況であるが、この結果に満足せず、生徒・保護者に答えていきたい
不本意入学等による退学者が数名いる 中学校の的確な進路指導を求め、不本意入学を減少させたい
日課(授業の開始時間、終了時間等)は適当である。 90.2%が適当であると答え、全項目中最良の評価である このまま継続する
遅刻常習者や安易な欠席への指導が必要である
「朝読書」を意義を再確認し、継続する
宮古工業高校には,他校にない特色がある。 判定Aが40%を超えて昨年より向上している。 ロボット、ものづくり大会など他校にない活動が浸透している
工業祭などや報道機関などでアピールする機会が多かったことも高判定につながった 内容を知らない親も多く学校へきてもらう数を増やす
工業祭への見学者を増やすために他校との日程調整が必要である

○学習指導 評価 回答の傾向と背景等 課題と対応等
教材や教え方を工夫した,分かりやすい授業が多いと聞いている。 判定は昨年とほぼ同様である ベル着や挨拶などの授業体制の確立を推進する
自由記述には、下に合わせると上が伸びないという意見もある 学校生活のベースである授業をわかりやすく楽しいものにする
授業のことはあまり生徒から聞いていない親もいる シラバスの保護者への提示を検討する
週課題や補習のあり方を検討する
学習の遅れがちな生徒にも親切に指導してくれると聞いている。 判定は昨年とほぼ同様である 授業はある程度のレベルで遅れは補習での形がベストである
補習授業が多く行われていることが反映していると思われる 今後も遅れがちな生徒の個別指導ができる体制づくりが必要である
学力の二極化が進んでいる 基礎基本の定着を確認し、定着を図る指導を継続的に行う必要がある
10 生徒は、授業や補習によって十分な学力を身につけている。 評価は昨年と同じであるが、他に比べ評価は低い 前設問を含め基礎基本の定着は、最大の課題である
前設問において評価は向上しているものの実態として学力が身に付いていないと捉えることも出来る 生徒の実態把握とそれに基づく指導計画、その後の指導実践と評価という流れを意識的に実践する必要がある
資格取得率等で結果を示す必要がある? 授業体制の確立を含め、学習環境の整備など見直し点検も必要である

○特別活動等 評価 回答の傾向と背景等 課題と対応等
11 修学旅行や校内球技大会等,学校行事で充実した有意義な体験ができている。 Aに近いB判定で85.9%が有意義な体験が出来ていると感じている もっと有意義にするために、生徒が主体的に出来るように指導する
工業祭を毎年実施してほしいという意見も多かった 行事のあり方について検討する
12 性教育・薬物乱用防止講話など,命や人権を大切にする教育が積極的に行われている。 LHR等での活動が評価された 外部講師の招聘する活動など今後も継続する
保護者の参加を積極的に働きかける
13 ゴミ拾いや老人ホーム訪問など,環境や福祉などに関するボランティア活動が活発に行われている。 Aに近いB判定で活動を高く評価している 工業の専門技術を生かした活動や部活動をしていない生徒などをこのような活動で役立てるのも一つの方法ではないか。
活動内容があまり知られていない可能性がある 様々なボランティア的活動の様子を情報提供していく必要がある
14 部活動に熱心に取り組んでいる生徒が多く,活動は活発である。 Aに近いB判定で、約80%が活動は活発であると感じている 生徒が輝ける場の一つとして部活動の活性化をさらに進める
生徒の評価はCであり、認識にずれがある 部の改廃、幽霊部員の指導など当面する課題に明確な方向性を示す必要がある
15 部活動に関係する施設・設備は十分である。 評価が低い 施設・設備に対する要求については、各顧問から生徒・保護者への状況説明が必要である
ラグビー・サッカーなどのナイター施設や合宿施設があればと感じているのではないか 安全面への配慮・対応は万全を期す必要がある

○生徒指導 評価 回答の傾向と背景等 課題と対応等
16 生活の規律(遅刻や服装,ルール・マナーなど)に関する指導が適切に行われている。 約70%が適切と考えている 自律的な生活態度の育成が重要であることを様々な機械を通して伝える必要がある
理解を得られていない保護者への対応が必要である 服装・頭髪規程は文書または面談等で直接保護者に伝える
17 生徒の健康や安全に関する指導が適切に行われている。 Aに近いB判定で、指導については概ね理解されている 指導内容・方法について、更に検討を加え継続して指導する
自転車事故が毎年発生している 交通安全教室を継続して開催し、交通ルールの遵守や自転車の責任などについて指導を徹底する
18 先生は,「良いことは良い,悪いことは悪い」ときちんと指導している。 Aに近いB判定であり、80%近い理解を得ている 今後もなぜ悪いかきちんと説明し、日常的に注意指導していく必要がある
「いつで、どこでも、誰でも」を基本に、根気強く、面談等を通じて指導を継続する
19 宮古工業高校の生徒は,礼儀正しい生活をしている。 挨拶など評価を得ている部分もあるが、一部生徒の乱れでやや不十分と考えている親もいる 社会の基本的ルールを理解させる工夫が必要である
個別指導や進路をからめた指導を強化する
通学時の指導で、外部に対するイメージアップを図る必要がある
20 宮古工業高校の生徒は,服装・頭髪がきちんとしている。 全設問中2番目に評価が低く、40%近い保護者がやや不十分と考えている 18・19の設問と同じ指導が必要である
一部生徒の乱れが評価を下げているのではないか 制服の完成年度を迎える機会に、基本をしっかり身につけさせる必要がある
21 宮古工業高校の生徒は,社会のルールや学校のルールを守っている。 前設問と同じ傾向である 生徒指導関係については、「全職員の共通理解に基づき、全職員であたる」ことが原則であることを踏まえて、指導を継続する

○進路指導 評価 回答の傾向と背景等 課題と対応等
22 学校は,進路に関する情報をよく提供してくれている。 進路指導関係では唯一、Aに近いB判定である 継続して進路情報の提供を行う
低学年段階で進路に関心を高める工夫が必要である
昨年より評価は向上している 保護者へ配布物が届くような工夫が必要である
23 進路について考えさせる体験・講演等の機会を設けている。 昨年に比べ十分が減少し、やや十分が増加全体の評価を若干下げている 保護者へも進路関係の諸行事をアピールしていく必要がある
24 将来の生き方や進路に関しての指導・面談が十分に行われている。 評価は下がっており、科によって評価のばらつきがある 担任と学科の連携が重要であり、生徒個々の状況を踏まえた指導を継続する
進路決定後の指導を充実させる必要がある

○その他 評価 回答の傾向と背景等 課題と対応等
25 学校は,保護者(親)と情報交換し,話し合う機会を設けている。 やや不十分と考えている親も多く、評価を下げている 家庭への宅配率の向上のため、方策が必要である
三者面談等、保護者あるいは教員側から希望がある場合は何度でも実施する
重要なことは生徒を介することなく直接話をする
26 学校には,保護者(親)が学校や先生に相談しやすい雰囲気がある。 昨年より評価を下げている 生徒指導上の問題だけでなく,機会を捉えてどんな細かいことでも密に連絡を取り、話しやすい雰囲気をつくっておく必要がある
科によっては20%ぐらいの差がある
27 学校から家庭への連絡や情報提供はきめ細かい。 前設問と同じ傾向である 前設問と同じ
25・26・27の設問についてニュアンスがにていることもあり、見直しが必要である
28 宮古工業高校の保護者(親)は, PTA活動に協力的である。 全設問中一番評価が低い PTA活動への出席・参加を働きかけていく必要がある
最低限、学校からの文書が確実に届くように工夫する
総会や地区Pの参加状況がそのまま数値としてあらわれている 学校任せにならないように、協力依頼をする
29 学校の施設や設備は充実している。 評価はほぼ昨年と同じである 入学式等で積極的に施設見学を実施する
保護者の中には見ていないので評価できない人もいるのではないか 設問15と同様な面もあり、設問を検討する
30 教室,校舎,校庭の美化・清掃は行き届いている。 Aに近いB判定で評価は高い 公共物の愛護の指導を継続する
前設問と同じように隅々まで見て評価しているかどうかは疑問である 職員側の掃除指導を徹底する必要がある
31 電話の対応は適切である。 ほぼAに近いB判定で評価されている 普段から職員が意識し、苦情対応等も含め、きちんと対処する
電話で応対する時は、氏名を名乗るようにする
32 今年度、PTA活動や学校行事などで学校に行った回数は何回ですか。 1,2回が多い 学校の教育活動に関心を高める必要がある
三者面談、工業祭での来校が多かったのではないか 学校任せにならないようにする