校長あいさつ      岩手県立宮古恵風支援学校のホームページへようこそ












校長あいさつ

校長  佐々木 敬二

 岩手県立宮古恵風支援学校は、三陸の中心都市である岩手県宮古市の北部、崎山(さきやま)地区にあります。近くには、三陸復興国立公園の中心である浄土ヶ浜、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった魹ヶ崎(とどがさき)灯台、国指定遺跡の崎山貝塚などがあり、豊かな自然や歴史・文化に恵まれた環境の中にあります。

 「明るく 強く 豊かな心」の校訓のもと、今年度は小学部23名、中学部17名、高等部30名、計70名の子どもたちが、楽しく元気に学校生活を送っています。本校では、キャリア発達の視点を大切にして、12年間の一貫性を重視した教育を行っています。また、地域の小学校及び中学校と連携して、「交流籍」を活用した交流及び共同学習を積極的に推進しています。

◎小学部
児童一人ひとりの発達段階に応じて、身辺処理やあいさつなど、日常生活に必要な基本的な習慣や態度を身につける学習に力を入れています。毎日の学習では、さまざまな遊びを通じて自然に生活の基礎力が身につくよう学習内容を工夫しています。
◎中学部
基本的な生活習慣の確立に加えて、体力づくりや場に応じた言葉遣いなど、働くための基礎力を身につける学習に力を入れています。作業学習や学部行事等を通じて、集団の中での自分の役割を理解し仲間と協力する態度を身につけています。また、中学校との交流や地域行事への参加、宿泊学習・修学旅行等を通じて、仲間との友情を育み、社会経験の拡大を図っています。
◎高等部
小中学部での学習を土台として、社会的自立と自己実現に向けた学習に力を入れています。作業学習や現場実習等においては、”KEIFU CREATE”という模擬会社組織を導入するなど、体験的な学習を重視しています。なお、中学校を卒業して入学した生徒も無理なく取り組めるよう、弾力的なカリキュラムを編成しています。また、ライフキャリアの観点から、各種スポーツ大会や文化的行事への参加など、体育的・文化的活動にも積極的に取り組み、青春を燃やしています。

 本校では、宮古の地域性に根ざした学習にも力を入れています。たとえば、
 「鮭だ、ハナマガリ」・・・「南部鼻曲がり鮭」をモチーフとした運動会の全校踊りです。
 「宮古大漁節」・・・宮古地域に伝わる「宮古大漁節」を、中学部で継承しています。
 「恵風太鼓」・・・雄大な三陸の海を表現した、高等部伝統の太鼓演奏です。
 「鮭の新巻」・・・三陸特産「鮭の新巻」づくりに高等部が取り組んでいます。

 東日本大震災津波から5年あまり経過し、全国の皆さまから多くの心温まるご支援をいただきましたことに、心から感謝申し上げます。今年度もホームページでは、子どもたちの笑顔と元気を発信してまいります。復興への歩みの続く当地域において、子どもたち一人ひとりが社会的自立と自己実現を果たせるよう、教職員一丸となって支援に努めてまいりますので、今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。