校長あいさつ      岩手県立宮古恵風支援学校のホームページへようこそ










校 長 挨 拶

               しもだいら やよい
              
校長 下平 弥生

平成30年、本校は創立40周年を迎えました。 

昭和46年、岩手県沿岸知的障害児施設組合が開園した「はまゆり学園」と同時に宮古市立崎山小学校、崎山中学校はまゆり学園分校が開校されたときから、本校の歴史がスタートしています。

 養護学校義務制に伴い昭和54年、宮古市立はまゆり養護学校として独立開校しました。平成12年、県立に移管して岩手県立宮古養護学校となり、平成21年、宮古恵風支援学校と校名を変更しました。このような変遷があり、ルーツとなる宮古市と結び付きが深い学校です。平成25年からは宮古市立学校給食センターから給食を配食していただき、宮古市内小中学校と同じ給食をおいしく味わっております。

三陸の中心都市である岩手県宮古市の北部、崎山(さきやま)地区に位置し、近くには、三陸復興国立公園の中心である浄土ヶ浜、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった魹ヶ崎灯台、国指定史跡の崎山貝塚などがあり、森、山、海といった豊かな自然や、歴史・文化に恵まれた環境の中にあります。

 明るく 強く 豊かな心の校訓のもと、今年度は小学部21名、中学部20名、高等部34名、計75名の子どもたちが、明るく元気に学校生活を送っています。

キャリア発達視点の基に、以下の三つの保証を大切にして、12年間の一貫性を重視した教育を進めています。

 

 

 

 

 

 


本校では、「地域の中の学校づくり」を大切に、宮古の地域に根ざした、次 のような学習にも力を入れています。

「鮭だ、ハナマガリ」・・・「南部鼻曲がり鮭」をモチーフとした運動会の全校踊りです。

「宮古大漁節」・・・宮古地域に伝わる「宮古大漁節」を、中学部で継承しています。

「さけ稚魚壮行会」・・・宮古市主催の鮭の稚魚放流行事に、中学部が参加します。

「恵風太鼓」・・・雄大な三陸の海を表現した、高等部伝統の太鼓演奏です。

新巻鮭」・・・宮古水産高校との交流を生かして、三陸特産の荒巻鮭作りに、高等部が取り組んでいます。

 地域の小学校及び中学校との交流籍を活用した交流及び共同学習の積極的推進や、崎山小学校や崎山中学校との交流学習の充実も大きな特色の一つです。

 また、地域の特別支援教育センター校としての使命を果たすべく、地域や関係機関と連携をさらに深めるように努めていきます。

東日本大震災津波から7年あまり経過しましたが、復興教育にはこれまで通り力を注いでまいりたいと思います。これまで全国の皆さまから多くの心温まるご支援をいただきましたことに、心から感謝申し上げます。

今年度も学校ホームページでは、子どもたちの笑顔と元気と宮古恵風支援学校の魅力をたくさん発信してまいります。

ご覧になったご意見やご感想もお伝えいただければ幸いです。

また、「学校へ行こう週間」以外の日でも、お気軽に授業の様子など見学ください。

本校の未来に向けた歩みへの応援を、これからもよろしくお願いいたします。