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県内の工業高校全9校などが使われなくなった車いすを修理しアジアの国々に贈るボランティア活動
「いわて車いすフレンズ」のネパールへの輸送出発式が10日、盛岡市三本柳のふれあいランド岩手で
行われた。本年度からスタートした活動でこれまで39台の車いすが整備済み。生まれ変わった車いす
はぬくもりとともに海を越える。
県内の工業高校や既に同様の活動を実施してきた盛岡市・大宮中の生徒ら約50人が出席。 参加
者を代表して盛岡工高の千葉一輝君(3年)が「岩手で初めての試みとなる活動に参加できてうれしい。
ネパールの人のために役立てばとても光栄です」とあいさつ。ネパールの農村部で眼鏡の無料提供を
行い、輸送ボランティアを務めるメガネの松田(盛岡市)社長の松田陽二さんに車いすを引き継いだ。
今回は集まった30台のうち4台を、今週中にネパール社会福祉協議会を通じて現地の公共施設に
寄贈。残る車いすは輸送ボランティアが見つかり次第、アジア各国に贈られる。本年度はすでに9台が
ネパールに贈られている。 水沢工高の及川祐信君(3年)は「苦労したがいい経験になった。車いす
がもう一度使えるようになってうれしい」と充実感を漂わせた。福岡工高の佐々木大祐教諭は「整備技
術の勉強だけでなく、世界を見る目、ボランティア活動への目も養える。地域にも広がってほしい」と期
待する。
県社会福祉協議会の高橋勝彦事務局次長は「整備するうちにアイデアが出て、生徒に大きな刺激に
なったはず。車いすの提供者に現地で使われている写真を届けるなど、人と人とのつながりのきっかけ
になればいい」と活動の進展を見据える。【2003/11/11岩手日報掲載記事より】
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