学習内容は建築学が中心!

<より高度な建築技術と建築技能の習得を目指そう!!>

はじめに 

 平成20年度より建築科とデザイン科が統合されてスタートした建築・デザイン科は、21年度から建築科目を中心とした学習内容に変わりました。したがって、建築・デザイン科全員が在学中に2級建築施工技術者試験(学科)にチャレンジします。また、卒業後実務経験3年で二級建築士受験、もしくは木造建築士の受験資格が得られます。

平成27年度入学生が学ぶ専門科目は、建築科目だけになります

平成25年度からコース制(建築コース、デザインコース)が廃止されたのを機に、

26年度入学生からは、建築の専門性をより深める学習が行えるように、デザイン系の選択科目(デザイン技術、デザイン史など)を廃止し、全員が建築に係る共通な科目を学べるカリキュラムに改編しました。

 

建築・デザイン科で学ぶ専門科目】

・工業技術基礎(1年)

  建築や建築意匠(建築のデザイン)に関する基礎的実習として、測量実習、計画実験、透視図法、色彩および造形基礎などを学びます。

・建築構造(1年、3年)

  建築物がどのような材料を用いどのようにして組み立てられるかを学びます。建築の設計や施工を学習する上で、最も基本的な科目です。

・情報技術基礎(1年)

  建築CAD、ワード、エクセルを中心に学び、ワープロ検定とCAD検定に挑戦します。

・製図(12年)

    各種建築物の設計図に基づいた木構造、鉄筋コンクリート構造および鋼構造の模写や、与えられた設計条件に適応する設計方法を学びます。

・実習(2年)

  木造実習、鉄骨実習、鉄筋コンクリート実習、材料実験、建築意匠基礎演習などを学びます。

・建築計画(2年)

建築の歴史や快適な居住空間を得るためのさまざまな環境要素など。また、各種の用途に適した建物の設計方法について学びます。

・建築施工(2年、3年)

 建築工事の進め方や、施工方法、工事費の見積もりなど、建築生産について学びます。

・建築構造設計(2年、3年)

構造物を安全かつ合理的に設計するために必要な理論と知識を学びます。安全な建築物を設計するために、不可欠な科目です。

・建築法規(3年)

  建築基準法など建築物に関する法律的な制約について学びます。建築関係の仕事や工事に携わる

技術者にとって必要不可欠な教科です。

・課題研究(3年)

  建築に係る課題を自分たちで決定し、グループでその解決方法を学習します。

・建築実習(3年)

  鉄筋コンクリート実習、建築測量、建築意匠および意匠計画、さらには2級建築施工技術者試験に挑戦します。

・建築製図(3年)

  鉄筋コンクリート構造、鋼構造の製図や透視図、模型制作。事務所やマンションの自主設計。さらに3年間の学習の総まとめとして、全員が卒業設計(自主設計)に取り組みます。