平成21年度 「八重山交流事業」報告
平成21年9月24日〜平成21年10月 1日
文責 総務課 猪股 晃
参加者9名(男子4名、女子5名)
平成21年度 八重山交流生徒名簿
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NO |
年組 |
氏 名 |
部活動 |
ホスト氏名 |
配置クラス |
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1 |
1121 |
中野雄太 |
ハンドボール |
屋比丘良太 |
1−1 |
|
2 |
1122 |
中村将隆 |
ハンドボールル |
玉城日奈子 |
1−6 |
|
3 |
1220 |
庄司 健 |
体操 |
伊良皆眞子 |
2−1 |
|
4 |
1303 |
荒川梨紗 |
書道 |
福本笑花 |
1−2 |
|
5 |
1333 |
野里裕太 |
登山 |
浦内 栞 |
3−6 |
|
6 |
1427 |
中村実那 |
英語 |
弓削菜亜子 |
1−1 |
|
7 |
2411 |
佐藤美佳子 |
弦楽 |
仲唐千明 |
2−2 |
|
8 |
2413 |
新毛麻未 |
演劇 |
宮良咲子 |
2−5 |
|
9 |
2727 |
古川 舞 |
ソフトボール |
池城怜代 |
2−6 |
引率2名
教諭 猪股 晃(総務課・2学年・英語科)
教諭 菊池圭吾(生徒指導課・2学年・保健体育科)
訪問先
〒907−0004
沖縄県石垣市登野城275
沖縄県立 八重山高等学校
校訓 学徳 進取 雄飛
校長 玉津博克先生
全クラス数 18(6クラス×3)
全校生徒数 710名(男子319名、女子391名)
引率教師から
今回で14回目の八重山交流となりました。
14回目ということは14年間途切れることなくこの交流が続いていると
いうことですのですごいことだと思います。その間には野球部やハンドボ
ール部との交流、そしてここ数年はPTA同士の交流も盛んになってきま
した。
さて、この交流の歴史については今年の5月19日の琉球新報に掲載さ
れた八重山高校のPTA顧問でいらっしゃる平田勝男さんの文章に詳しく書
かれていたわけですが、その文章の中にとてもおめでたい内容がありまし
た。交流7回目の本校出身の男性と八重山高校ご出身の女性がご結婚をさ
れて今年の3月に男の子が生まれたという内容でした。現在3人は埼玉に
在住ということですが、お互いの高校を卒業しても交流が続いているとい
うことで素晴らしいことだと思います。
今回の滞在はわずか1週間ほどでしたが、これから一生続く未来への
「かけはし」になったと考えております。
今回は3年に1度の八重高祭のさなかということで大変忙しい時期でし
たが、本校生も「盛岡展」と「さんさ踊り」で八重高祭の一助になったと
]思います。
「過ぎてみると早い」とはよく言われることですが私自身にとっては毎
日があまりにも多くの新しいことだらけで、しかもここにはあまり書いて
いない夜の交流会も毎晩のようにあり、そこでも新鮮な驚きと異文化の勉
強をたくさんさせていただきました。
私にとっては、よい意味での本当に長い長い8日間でした。
一方生徒たちの順応性はすさまじく、空港に到着したその足で学校に行
って文化祭のクラス展示をする者、公園でクラスの演劇のリハーサルをする者な
どがいたりしてその体力もすさまじいですが、逆に八重高祭の準備をして
いる日から交流が始まったことが、今回のかけがいのない思い出作りに大
きく貢献したような気がします。
多くの生徒たちがいろいろな場面で挨拶をしたのですが、それが突然で
もきちんとできる生徒たちだったと思います。
また今回の交流では昨年度卒業生が卒業記念品として贈ってくれた「志
高浴衣」デビューの交流でもありました。この浴衣はかなり活躍してくれ、
最初の歓迎会のステージでのさんさ踊り、石垣市長訪問、仮装行列、八重
高祭りでのさんさ踊りと、かなり多くの場面で色鮮やかなオレンジ色を目
にすることができました。石垣市長訪問の際には浴衣のことも質問され、
本校のスクールカラーや校章について説明するきっかけにもなりました。
浴衣での市長訪問は新聞記事にもなり、今後の八重山交流でも名物的な行
事として続いていくことを希望します。
とにもかくにもいったん交流が始まって石垣に来てしまえば、引率教師
と生徒が接する機会が朝を除いて意外にも少なく、大丈夫だろうかと若干
不安になることもあったが、その陰にホストファミリーの多大なる献身が
あったことは言うまでもありません。
ホストファミリーには「家族のように接してください。何の準備もいり
ません。」と連絡されていたのですが、家の掃除を大晦日なみにやった家、
わざわざ部屋を一つ空けて準備していた家、毎日違うメニューの地元を感
じさせる食事を考え抜いて出した家、地元の石垣牛のレストランへ連れて
行ってくれた家、バーベキューをしてくれた家、ダイビングに連れて行っ
てくれた家、服をクリーニングに出してくれた家など数え上げれば切りが
ないほどVIP扱いを受けた生徒がほとんどでした。こうして記録を書く
ことでこれからのお互いのホストファミリーのプレッシャーにならないこ
]とを祈りますが、そこまでして歓迎してくれたことに敬意を表する意味で、
敢えて一部だけ紹介させていただきました。
ただ、多くの家庭が本校の生徒のことを「うちの息子・娘」と自然に会
話の中で出してくれたことは本当に家族の一員として感じてくれたことの
表れだと嬉しく思います。
ホストファミリーの父母と話す機会が何度かありましたが、その方たち
が嬉しそうに各家庭での会話のことを私たちに話してくれるのを聞くと苦
労はあるはずですが、「ホストになってよかった。」と勝手に解釈したく
なりました。そのことを表すように複数回ホストを引き受けてくださって
いる家庭もありました。本当の意味での「かけはし交流」が続いている例
だと思います。
このように今後も両家庭の交流は続いていくと思います。そして多くの
人と人とのつながりで「盛岡四高と言ったら八重山高校」というように、
まだまだ県全体を通しては関係者以外には知名度が低いと言わざるを得な
い14回目を数えたこの交流が、もっともっと知名度を増し、いつの日か
石垣市と盛岡市が姉妹都市になるような気がします。予言として掲載しま
す。
そんな大きな交流に脇役として参加できたことを大変誇りに思います。
関係者すべての方々に感謝申し上げます。
「いちゃりばちょーでー」(出会えば皆兄弟)
そして「みぃはぃゆぅ」(ありがとうございました)。
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参加生徒感想文
交流を通して
2年4組 佐藤美佳子
とても離れたところにある石垣島。青い海を見てみたい、そして
みんなと仲良くしてたくさんの事を学ぶことができるといいなと思
い参加した今回の研修で、私は想像以上に素晴らしい体験をしまし
た。
初日の空港での歓迎をされた時は、ドキドキと不安とでいっぱいで
した。ですが、すぐに学校へ行き、クラスの人たちに会ったらすご
く明るくて不安もすぐにとれました。沖縄についてまず思ったこと
は、想像よりはるかに暑かったです。そして生えている木や、咲い
ている花が岩手とは違うところでした。一日がすぐに終わり、ホー
ムステイをさせていただくお家での生活が始まりました。仲唐さん
のお家は、どの方もとても優しく、だけど気を遣わないで、とても
居心地がよかったです。最初は初めてのホームステイということで
緊張や恥じらいがあったのですが、沖縄の食べ物についてのお話や
岩手との気温差について話してくださり色々なことを学びました。
次の日の朝、しっかり休ませてもらったので自然に目が覚め、い
よいよ沖縄での学校生活が始まりました。まずは、歓迎セレモニー
がありました。郷土芸能部の素晴らしい踊りを見せてもらい、この
後に覚えたてのさんさ踊りをすることに不安が募りました。でも、
一緒に踊りましょうといったときに、八重高の皆さんがステージに
あがってくれたり、その場で私たちのマネをしてくれたりして、笑
いが起こったり、予定より長くやったりと、とても楽しく踊ること
ができました。さて、それから忙しかったです。八重高は文化祭が
次の日から始まるということだったので、忙しそうでクラスの人に
もしっかり挨拶はできませんでした。私たちにも予定がびっしりで
中でも市長さんへの挨拶は自分が担当することになっていたので緊張し
ました。ですが、市長さんは会ってみるとすごく優しい方で、岩手と沖
縄のつながりについて話してくださいました。かけはしというお米
の話は、本当に互いが助け合っていて、とてもいい話だと思いまし
た。市長さんへの訪問が終わり、学校に戻ると、次の日の八重高祭
に向けて仮装行列の準備をみんなでしていました。取り組みを見て
いて思ったことは、みんなにみんなの役割があるということです。
四高とは違い、一年生から文化祭に積極的に参加ができるところが
全校で盛り上がれるいいところだと思いました。仮装行列では地域
の人も立ち止まり、笑顔でみんなで言葉を交わしあい、本当にいい
島だと思いました。とても暑く、長い距離を歩いたのでクラスの皆が
心配してくれて声をかけてくれたので優しくて嬉しかったです。
学校が終わり家に帰ると、晩御飯は焼き肉でした。石垣牛はとても
おいしかったです。その後はみんなでテレビを見ながらどんどん馴染
めていったので、本当の家のように休むことができるようになって
きました。
いよいよ文化祭が始まりました。私のクラスの2年2組はGON
E PIECEという映画の上映をしていました。初めて見たとき
から私はずっと笑ってしまいました。ゴンちゃんが主役のゴンピー
スは、上手い具合に笑えるところがたくさん詰まっていてお客さん
もたくさん来ていたので2組はすごいなと思いました。私たちは教
室の半分を借りて盛岡展というものを開きました。おもに大人の方
がよく来てくれていて、私たちに話しかけてくださいました。南部
せんべいを自由に食べてくださいと置いておいたのですが、おいし
いといって食べてくれる人がたくさんいたのでよかったなと思いま
した。文化祭一日目が終わると私はスタジオに行きました。という
のも、沖縄に来る前から知り合いの一つ年上の先輩がいて、音楽を
通して関わっていたので、文化祭で一緒にステージにあがらせてい
ただくことになっていました。その練習をして思ったことですが、
どこにいっても音楽と関われることや、音楽を通して同じ時間を色
々な人と共有できることがとても幸せなことだと思いました。
文化祭も早いものでもう二日目でした。二日目はさんさ踊りを披
露したり、一日目同様、盛岡展にいたりしました。クラスの方は手
伝えませんでしたがこの日も人がたくさん来ていたようでよかった
です。なんといっても先日練習したバンドでサプライズという形で
全校生徒の前で歌うことになっていたのでドキドキでした。自信が
無くなったりもしたのですが、いざステージに上がると、よそ者が
来たにも関わらず全校の皆さんは暖かく迎えてくださり、すごく楽
しく歌うことができました。バンドのメンバーの皆さんと一緒に演
奏できたことがすごくうれしかったです。また、そのバンドだけで
はなく、軽音学部の皆さんもとても優しく接してくださりいい部活
だなと思いました。
文化祭も終わり、西表島訪問です。マングローブを見て自然の偉
大さを知りました。由布島へ行く時の水牛が可愛かったです。由布
島にはたくさんの水牛がいて、皆名前を持っていてすごく楽しかっ
たです。お弁当に入っていたゴーヤを食べることができなかったの
が残念でした。そして海へ行きました。とても綺麗でした。星砂を
探したり、ヤドカリを探したりと久しぶりに自然に触れたなと思い
ました。綺麗な海は心も癒してくれてみんなでたくさん写真を撮っ
たりすごくいい思い出になりました。
そして次の日、この日は学校絡みの予定は全くなく、一日ホスト
ファミリーと過ごす日でした。まずは伝統的なミンサーを展示して
いるところに行きました。ミンサーは夏川りみの紅白の衣装から、
パリコレの衣装まで作っていて綺麗で可愛かったです。川平湾の近
くのお店で昼食をとりました。なんこつソーキそばという沖縄の料
理をいただきました。とてもおいしかったです。ずっと前から食べ
てみたかったので食べられてよかったです。川平湾はグリーン色のと
ても綺麗な海でした。こんな海の近くに住んでみたいと心から思い
ました。すごく癒される綺麗なところでした。その後家に帰ってか
ら、他の二年生たちと一緒におみやげを買いにいきました。シーサ
ーがすごく可愛くって置物をたくさん買いました。塩チョコレート
がすごくおいしかったのですが、チョコレートを買ってもとけてし
まうので塩を買って帰りました。すごく楽しい一日でした。
そして七日目は最初で最後の授業でした。校長先生の八重山につ
いての文化や歴史のお話を聞きました。沖縄本島までが日本の文化
で、八重山は外国の文化をとりいれてたことを初めて聞いたので驚
きました。3時間目の保健は、クラス男女混ざってみんなでバレー
ボールをしました。私はバレーボールが下手なので不安でしたが、
みんながすごくかまってくれて下手なのも気にせずとても楽しくで
きました。お昼ご飯は、クラスの男の子達が笑わせてくれてすごく
楽しかったし嬉しかったです。みっかーみっかーってみんながあだ
名で読んでくれたのも嬉しかったです。放課後は軽音楽部の皆さ
んが交流会という名のお菓子パーティーを開いてくれました。バン
ドメンバー以外の方も来てくださって嬉しかったです。たくさんお
話もできて、一つ下の私をあたたかく迎えてくれました。夜のPT
A送別会は涙でいっぱいでしたが、みんなで盛り上がって一緒に食
べたりお話したり、写真撮ったりと、とてもいい思い出になりまし
た。
そして最終日、全校集会では一人一人あいさつをしましたが、す
る前から涙が止まりませんでした。うまく話すことはできなかった
のですが、きちんと感謝の気持ちは言えたと思います。集会が終わ
った後、わざわざクラスの友達や軽音楽部の先輩が控え室まできて
くれて嬉しかったです。本当に短い間だったのに、わざわざ寄せ書
きやお守り、それ以外にもたくさんのおみやげを頂いてその気持ち
が嬉しかったです。空港でのお別れは八重高のみんなが飛行機が飛
んでも手をふってくれていて感動しました。短かったけどすごく内
容が濃い一週間だったので、空港に来たのがずっと昔な気がしまし
た。
この度を終えて思ったことは楽しさもあったけど何より人のあた
たかさに感動しました。海と同じくらい綺麗な心の人しかいなかっ
たなぁ。また絶対に会いたいです。
旅を終えた後の私たち四高生は、全員行く前と変わったと思いま
す。私もあんなに綺麗な心をもって、人に優しく明るく話しかけ、
文化や住んでいるところを大事にする人間になりたいです。そして
沖縄のいいところを岩手の皆にしっかりと伝えていきたいです。
最後に、ホストファミリーの皆さん、クラスのみんな、軽音楽部
の先輩、私と関わってくださった全ての皆さんに感謝しています。
どうもありがとうございました。
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空港のデッキから見送ってもらいました |
水牛車にも乗りました |
大垣市長に岩手と石垣の歴史を聞きました |
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のんびり歩きます |
小さいけど「盛岡展」をしました |
石垣市役所前 (志高浴衣で石垣市長に会いました) |
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「星砂の浜」です |
授業も受けました |
西表島の「サキシマスオウノキ」 |
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八重高でさんさ踊りを披露しました |
中庭での「さんさ踊り」 |
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