MESSAGE

  学校創立58年度を迎えた「さわやか三高」は、生徒、保護者、地域のさらなる期待に応えるために、その使命として、時代と社会の未来を切り拓く「瞳輝くリーダーを育てる」学校であること、そして、生徒個々の目標を実現できる「夢を叶える学校」であることを目指していく。     

【育てたい生徒像】 

― 自主・創造・友愛 ―

① これからの時代のリーダーとなる、自主性に富んだ人間。

② 進取の意欲と高い志を持ち、社会の未来を創造する人間。

③ 誠意と信頼で豊かな関係を築き合う、友愛に満ちた人間。

tokusyoku-SRH-

【事業イメージ】

高い志をもって新しい社会の創造に貢献し、時代の変化に対応できる人材の育成

【目的】

「高い理想の実現に挑戦する志」と「科学的探究力」「発展的対話力」「論理的思考力」を持ち、それらを活用した「問題を自ら発見しそれを解決する実践力」を備えた社会の様々な場面でリーダーとして活躍する生徒を育成する。

【目標】

① 全生徒に課題研究を実施し「論理的思考力」「科学的探究力」を育成する。

② ディベートや参加型授業を推進し、主体的に学習する態度を養うことで「発展的対話力」を育成する。

③ 研究者(大学、地域企業)との交流や連携を通じて「高い理想の実現に挑戦する志」と「問題を自ら発見しそれを解決する実践力」を育成する。

GALLERY-部活動/学校生活-

IDENTITY

  • 「随処為主」の精神に則り、主体的に生きる人間を育成する学校

  • 「鴻鵠之志」の精神に則り、高い志を掲げる人間を育成する学校

  • 「文武不岐」を礎に、知性と逞しさを備え、行動に移す人間を育成する学校

  • 自らを律し、他者を尊敬できる、さわやかな人間を育成する学校

  • コミュニケーション能力をもった「開かれた人間」を育成する学校

tokusyoku-senpai-

【下橋中出身】野球部H.Tさん

三高に入学して3か月が経ち感じたことが2つあるのでそれについて書きたいと思います。  1つ目は勉強と部活動の両立が重要になってくることです。三高には「文武不岐」という言葉があります。この言葉の意味は、勉強と部活の関係は切っても切っても切り離せないということです。つまり、勉強が疎かになれば部活も疎かになってしまい、その逆もあるということです。どちらも精一杯やることで、勉強も部活動もうまくできるようになります。だから、中学生のころから勉強と部活どちらも手を抜かずに精一杯頑張りましょう。  2つ目は普段時間の使い方についてです。高校生になると毎週たくさんの週末課題が出されます。それを週末だけで終わらせるのはとても大変です。特に運動部に所属しようと考えている人は、授業と授業の休憩時間や平日の帰ってからの時間の使い方がとても重要になってきます。実際私も平日のうちから週末課題を進めておき、週末もバランス良く取り組めるようにしています。高校に入ってからこれを始めようとするのはなかなか大変です。中学生のうちから時間の使い方を意識して生活していくと高校生活にスムーズに慣れることができ、充実した学校生活を送ることができると思います。

【下橋中出身】バドミントン部H.Nさん

 三高に入学してから約3か月が経ちました。学校に入学してから感じたことがいくつかありますが、その中の二つほどお話ししたいと思います。 一つ目は、部活も勉強も全力で取り組む学校だということです。「手に力を入れたまま一本の指だけ力を抜いてみてください。」入学して数日が経った日、担任の先生がおっしゃいました。実際にやってみると、一本の指だけ力を抜くことは難しく、力を抜こうとすると手全体の力が抜けてしまいます。これは普段の生活でもいえることではないでしょうか。勉強で手を抜いてしまうと部活も上手くいかなくなってしまいます。全てを全力でやってこそ、最大限の力を出せるのだと思います。 二つ目は、三高の環境の良さです。授業ではペアワークやグループ学習を盛んに行います。考査前になると放課後に分からない事を教え合うことができます。周りには分からない事を優しく教えてくれる人達ばかりです。お互いを高めあえる環境にいることはすごく幸せなことだと思います。  三高には、意義ある授業を提供してくださる先生方と互いを高めあえる素晴らしい仲間がいます。課題や授業についていくのは大変かもしれませんが、日々の積み重ねを大事にしていけば、充実した高校生活を送ることができると思います。

【上田中出身】音楽部H.Sさん

 三高に入学してから、私が感じたことについて紹介していきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。  はじめに、高校入学後の勉強についてです。よく予習復習は大事だと言われます。私は中学の頃は大事だと知りつつも、あまり予習復習に取り組んではいませんでした。中学はそれでも大丈夫かもしれません。しかし、高校ではまず、予習が前提で授業は進み、その授業のスピードが桁違いで速いです。中学の間に予習する習慣をつけてください。それに加えて、提出課題がとても多いので、計画的に学習する習慣もないと大変です。計画的な学習を頑張りましょう。 とは言っても、勉強だけが高校生活ではありません。部活動も高校生活に大きな影響を与えます。中学にはない様々な部活動があり、その活動も生徒主体の活動となります。部活動にもよりますが部活の活動時間は、中学の時よりも格段に増えます。ぜひ、自分がやりたいことを見つけて取り組んでほしいです。 学習、部活に追われ忙しい学校生活ではありますが、充実した学校生活を送れると思います。三高では高い志を持った、何事にも一生懸命に取り組む素晴らしい仲間に出会うことができます。高校受験が高い壁であることに変わりはありませんが、あまり恐れずに自分を信じて三高を受験してみてほしいです。

【仙北中出身】弓道部E.Sさん

三高に入学して約3か月がたちますが、その中で私が感じた2つのことについて書きたいと思います。  1つ目は勉強についてです。「高校に入ると学習内容が難しくなる」と思っている人もいるかもしれませんが、私はその心配は必要ないと思います。授業や課題でわからないことがあっても周りの友達に聞けば教えてくれます。三高は、助け合い、高め合える生徒の多い学校だと感じました。  2つ目は学校生活についてです。基本的には中学校と変わりませんが、私が一番変わったと思うのは学校にいる時間が長いということです。朝は8時から読書なので、私は7時くらいに家を出なければなりません。そして毎日7時間、授業があります。そのあとは入る部活によりますが、私の入った弓道部を含め多くの部活は活動が6時半までなので、家に着くのは大体7時半です。そこから各教科の課題や予習を始めます。想像していたより忙しく、今は目の前のことをこなすのにいっぱいいっぱいです。しかし私は、忙しい生活のおかげで効率のいい計画が立てられるようになり、自己管理力がついたと感じています。そして、毎日充実感を持って生活できています。  今はまだ進路の決まっていない人がほとんどだと思いますが、焦らず、たくさん悩んでください。私もたくさん悩んで三高に入学して今すごく楽しいです。皆さんの人生が幸せでありますように!

【安代中出身】ソフトテニス部M.Sさん

私が三高に入学して感じたことを紹介します。主に勉強面では、すき間時間の活用が大切だと思いました。授業の間や昼休みなど、クラスのほとんどが勉強をしています。私も頑張ろうと思うことができます!また、授業に集中することが本当に大切だなと感じています。わからない問題は、友達に聞いたりすると教えてくれるので、助かっています。また、先生方はわからない問題について聞くと丁寧に教えてくれます。授業もわかりやすいです。三高の授業のなかで中学校の学習と違うかなと思ったのは、グループや隣同士で話し合うのが多いことです。友達の意見を聞いて学ぶことが多々あります。部活面では、私はソフトテニス部に所属しています。先輩方も優しく、同級生の仲もとても良いです。とても楽しく入って良かったと思います。トレーニングの量が増え、私は中学校の時よりも部活のなかで走る量が増えました。私は体力に自信がないので少し大変です。帰宅し眠気が襲ってくる中、予習や復習をしないといけなく、高校生になって一番大変だと感じているところです。私は八幡平市の安代出身ですが、今は下宿をしています。安代から三高に通うのに、電車とバスで1時間半くらいかかります。入る部活によって変わりますが、移動する分の1時間早く帰ることができるので、私は下宿して良かったと思います。この文章が何かの参考になれば嬉しいです。私はまだまだですが、皆さんに負けないように頑張っていきたいと思います。

【滝沢第二中出身】テニス部K.Tさん

盛岡第三高校では中学校にはなかった様々な経験や体験をすることができます。  まず、入学すると間もなく、全校生徒が集まる集会があり、学校の行事などが紹介されます。ここで最初に驚いたのは、部活動の種類の多さです。中学では、全校生徒の人数が少ない故に、やりたい部活を選べない、と思っている人も少なくないと思いますが、高校では29の部から好きなところを選ぶことができます。部見学の時には積極的に沢山回るとよいでしょう。世界観が広がります。  それから、勉強について印象的なのは、よく「参加型授業」と言われますが、やはり周囲の人と話し合う機会が多いということです。それを通じて、自分で物事に対して深く考える、ということに重点を置いているようです。「自分で考えを創る」のはとても難しいですが、仲間の異なる考え方を知ることを通して、自分の持つ考え方が広くなり、自分を知ることができると思います。 それから、三高の設備でぜひ知ってほしいのは図書館です。図書館は本の多さとスペースの広さが中学校にないほど良いです。本は、小説から科学本までの幅広いジャンルが揃っています。自習スペースには勉強机があり、勉強には最適です。 まだまだ沢山紹介すべきことが数えきれないほどあります。入学、もしくは他の何らかの機会に三高を訪れてはいかがでしょうか。

【岩手大学教育学部附属中出身】バドミントン部R.Yさん

私は三高に入学して、大きく三つのことが変わりました。一つ目は、「人との関わり」です。様々な場所から生徒が集まる三高では、自分の知らない世界がたくさんあります。たくさん友達と関わることで、中学校では知ることのなかった面白い知識や生活も知ることができます。二つ目は、「学習」です。三高の授業では、中学校の学習よりも難しい内容が待っていました。しかし、安心しましょう。三高には、優しく面白い先生方がたくさんいます。そして、何より心強い仲間がいます。高いレベルの中で自分を成長させられると思います。そして三つ目は、「部活動」です。三高には、18の運動部と11の文化部があり、中学校にはなかった部活動がいっぱいです。自分に合った部活動を探し、それを通して新しい楽しみも見つけられ、新しい仲間もできます。  私が三高に入学してから中学生の時にやっておけばよかったと後悔していることもあります。それは、「勉強習慣を身につけること」と「高校について知っておくこと」です。なぜなら、高校の学習内容は間違いなく中学より難しくなりつまずきやすいし、高校生活のイメージを持つことも大切だと感じたからです。さらに、中学での頑張りは必ず高校に活きてきます。中学三年生の皆さんはこれらのことを意識しつつ、自分の立てた目標に向かって、一生懸命に頑張ってほしいです。そして、三高の魅力を知り、私たちと一緒に三高を盛り上げていきましょう。

【西根中出身】書道部M.Tさん

私が三高に入学して感じた2つのことについて話したいと思います。 1つ目は、学習についてです。高校に入ると授業の進度が早くなり、学習する内容もより深く、細かいものになっていきます。そこで、中学校のうちに自分の学習スタイルやサイクルを確立させておくことが重要であると感じます。授業では、初めは中学校との授業スタイルの変化に戸惑うかもしれませんが、受け身にならずに、積極的に受けようとする姿勢を大切にして下さい。授業で分からないことがあればその日のうちに解決することで、より理解が深まります。周りの友達や先生方に積極的に質問してみてください。また、自分が理解したことを友達に教えるということも一つの勉強方法としてよいのではないかと思います。 2つ目は、三高の魅力についてです。三高では、周りのレベルの高い仲間達から多くの刺激を受け、常に努力し自分を磨くことができます。三高では、主体性が求められてきます。中学校で既に○○長などと全体のトップとなる立場を経験した人も多いと思います。そこで得た能力は、高校生活で大いに役に立ちますし、必要な力です。今目標がある人は、それを達成するための日々の小さな目標を立て、目標が見つかっていない人も日々の生活の中で模索していくことで、充実した高校生活を送ることができると感じています。

【西根中出身】書道部M.Tさん

私が三高に入学して感じた2つのことについて話したいと思います。 1つ目は、学習についてです。高校に入ると授業の進度が早くなり、学習する内容もより深く、細かいものになっていきます。そこで、中学校のうちに自分の学習スタイルやサイクルを確立させておくことが重要であると感じます。授業では、初めは中学校との授業スタイルの変化に戸惑うかもしれませんが、受け身にならずに、積極的に受けようとする姿勢を大切にして下さい。授業で分からないことがあればその日のうちに解決することで、より理解が深まります。周りの友達や先生方に積極的に質問してみてください。また、自分が理解したことを友達に教えるということも一つの勉強方法としてよいのではないかと思います。 2つ目は、三高の魅力についてです。三高では、周りのレベルの高い仲間達から多くの刺激を受け、常に努力し自分を磨くことができます。三高では、主体性が求められてきます。中学校で既に○○長などと全体のトップとなる立場を経験した人も多いと思います。そこで得た能力は、高校生活で大いに役に立ちますし、必要な力です。今目標がある人は、それを達成するための日々の小さな目標を立て、目標が見つかっていない人も日々の生活の中で模索していくことで、充実した高校生活を送ることができると感じています。

PROJECT-令和2年度の取り組み方針-

 (1)「授業で勝負する」学習指導の充実

① 予習・復習など、学習に対する生徒の自主的・自発的な取り組みを大切にする。

② 言語活動を重視し、ICTを活用した参加型授業を展開し、「考える授業・わかる授業・力のつく授業」に努める。

③ 生徒への課題については適正な量を計画的に課し、その確実な実行と自学自習の定着を図る。

④ 生徒による授業評価を行うとともに生徒の授業への取り組みも自己点検させ、生徒と教員との信頼関係が深まる授業に努める。

 (2)知性、理性、感性を育む指導

① 問題解決能力としての「科学的探究力」「発展的対話力」「論理的思考力」を育成する指導を持続するため、学校独自にSRH事業を展開する。

② 三高生としての心構え、礼節、服装、態度、言葉遣い、他者に対する気配りやいたわりの心を育成する。さわやかな挨拶と服装、整理整頓が行き届いた清潔感あふれる学校となるよう指導する。

③ 学校行事や部活動、ボランティア活動、被災地との交流活動、読書活動等への積極的な参加を促し、自主性・社会性・奉仕的精神を養うとともに、チャレンジ精神を培うように指導する。

 (3)生徒に高い進路目標を持たせ、目標に向かって邁進させる進路指導

① 社会の変化と要請に応じた進路指導を、中長期的展望をもって組織的・戦略的に行う。

② 進路シラバスを作成・毎年度更新し、全体戦略を確認した上で、学校全体で学年の実情に合った戦術を選び実践する。

 (4) 心と健康づくりの推進

① 将来にわたって、心身ともに健全な健康観をもった生徒の育成を図る。

② 心身に不安を持つ生徒の早期発見と学校生活への支援のための組織的な体制を強化する。