白堊の翼

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生徒の感想(10名分)

                             
 今日はクレシー先生との英語授業の初日でした。90分の授業の中でずっと英語で話しているうちに、英語の中にいるのが自然になりました。日本語が英語の発音まじりになってしまう人もいたくらいです。授業の中で、イギリスの通貨について説明してもらったおかげで、お買い物がスムーズになりました!その後、学校を案内してもらいましたが、自然も美しく、設備が充実しているので、羨ましいと思いました。何よりも、昔お屋敷だったことで、どこを見ても美術品のようでした。イギリスはクリエイティブな人材が求められているため、美術、音楽、演劇、DTなど、日本では専門の学校に行かないと学べないような科目がとても充実していました。私のホストファザーのマークはDTの先生で、私の学校にはその授業はないと言ったら、「それは驚きだよ。日本は自動車産業では世界トップレベルなのに!」と言われました。グロスター大聖堂は、ハリー・ポッターの撮影地ということで、ずっと行きたかった場所でした。クレシー先生の説明を聞きながら、見て周りました。大戦中に、ステンドグラスを守るために、一つ一つ番号をつけてはずし、その後パズルのように戻したという話が一番驚きました。ピーター・ラビットのお店、チェルトナムでのショッピングもとても楽しかったです。私のホストファミリーは、ホストファザーがレンコムカレッジの先生、マザーも他校の先生で、シスターが6歳と4歳の子供たちです。マークはレンコムカレッジの寮長さんなので、家がカレッジの敷地内にあり、皆で歩いて登校しています。シスターたちはたくさん話しかけてくれるので、幼児語の英語を聞き取れるようになりたいです。大変なことも多いですが、なかなか経験できないことだと思います。
 
 今日は旅の4日目となり、レンコムでは2日目を過ごしました。午前中は、クレシー先生の授業。スピーチトピックについて対話形式で皆と交流しました。クレシー先生は、私たちに簡単な宿題を出すのですが、主にホストファミリーといくつかの内容について話してくるといったもので、家に帰ったあとは沢山その話をしました。お昼は、初めてダイニングホールに行き、レンコムの生徒たちと昼食をとりました。レンコムの生徒のいるテーブルに突撃するのはすごく勇気がいることでしたが、皆とても優しく接してくれましたが、席がいっぱいで、私は一緒に座れませんでした。また今度チャレンジしようと思います。食事自体はとてもおいしかったです。午後は、私たちの多くがホームステイしているサイレンシスターを訪れました。まずRoman Museumに行き、ローマとイギリスの関係や、その歴史を学びました。Cockerelという島の人形のようなものが展示されていたのですが、発音が「こころ」に似ているということで、ツーショットを撮ってきました。千条先生をはじめとして、他の皆も人形などの展示品と愉快な写真を撮っていました。人形だけでなく、様々な発掘物も並べられていて、また展示物に関連したゲームコーナーも所々にあって、全く飽きることなく楽しめました。その後は、サイレンシスターの街を各自散策しましたが、古い建物が多く、街全体が穏やかでとても綺麗でした。並んでいるお店もどれも素敵な雰囲気で、歩くだけで楽しめる街でした。大きな通りを歩いていると、いきなり後ろから” Koko”と声をかけられ、不思議に思いながらも振り返ってみると、ホストブラザーのTristanで、すごく驚きました。ホストファザーのNigelによれば、サイレンシスターは彼のnatural habitats(自然生息地)らしいです。面白かったので、そのまま載せておきます。さて、今日はこんな感じで過ごしましたが、明日からも学校生活は続きます。皆も私もまだ時差ボケのようで、まだ全快ではありませんが、毎日沢山のことを吸収できるように過ごしたいと思います。
 
 2日目:今日は教会で賛美歌を歌った。よくわからなかったけど、雰囲気はつかめた。パンケーキの水曜日ということで、ホームステイ先では大量のパンケーキが用意されていた。夜に、初めてフィッシュ&チップスを食べた。おしかったが、量が多かった。
 3日目:午前中、普段通りに授業を受けた後、ボートン・オン・ザ・ウォーターとバイブリーに行きました。あいにくの雨で、バイブリーは肌寒かったけれど、ボートンに行ったときは晴れてくれて、非常に楽しめました。香水など普段はあまり見かけないものも目にすることができました。イギリスのパスポートの写真にもなるような場所にも行くことができて、とても充実した1日でした。インターナショナルコンサートも楽しみたいと思います。
 
 今日の午前中は、クレシー先生とスピーチトピックについて考えました。私のトピックは医療についてで、難しいのですが、自分の興味のあることなので、よいスピーチができるようにがんばりたいと思います。午後の授業はビートルズの歌を使って学びました。知っている歌もあり、楽しかったです。クレシー先生が歌を使った単語学習をお勧めしていたので、日本に帰ってからも、ビートルズを使って学びたいです。そして、今日は最初のクライマックスである留学生交流パーティーがありました。インターナショナルスターコンサートというイベントです。皆で歌った「蛍の光」がきれいにハモっていて、よかったと思います。私は頭でピアニカを弾きました。うまくいってよかったです。日本で練習した甲斐がありました。そして、さんさ踊りでは沢山の観客が一緒に踊ってくれて、本当によい体験ができました。
 
 今日はクレシー先生の英語授業。レンコムカレッジの生徒やホストファミリーに週末質問したことをもとにスピーチ原稿を書きました。語数目安500語は思ったよりも多く、結構書いたと思っても100語程度で、もっと頑張らなければ!と思いました。そして、毎日楽しみなブレイクタイム!ケーキやフルーツ、ドリンクがとても美味しいです。盛岡でもこのような時間があったらいいなと思います。今日のお昼はスクールランチでした。とても豪華で美味しかったです。残念ながら、今日はレンコムの生徒と話すことはできませんでしたが、次のスクールランチでは積極的に声をかけたいと思います。ランチの後はレクイエムを歌いました。正直歌詞の意味はあまり理解できませんでしたが、きれいなメロディーが気に入りました。午後の英語授業では、ビートルズの歌の復習と、単語当てゲームをしました。ジェスチャーやお題以外の英語を使って、英単語や英文を表現するのが楽しかったし、当てるのも楽しかったので、またやりたいです。その後、Year 10の数学の授業に参加しました。数学は日本の方が進んでいると聞いていたので大丈夫だと思っていましたが、ついこの間習ったばかりの単元で、少し焦りました。レンコム生の寮でのインタビューや授業などでレンコム生の友達ができたので、これからたくさんおしゃべりしたいです。
 
 3月9日(土)は、リバプールまでの時間が3時間もかかるということで、6:45に家を出た。朝食は時間がないので、電車内で食べた。国が違えば、電車の構造も違う。まず、電車の入口とホームの間の隙間及び高低差が大きいということが挙げられる。小さい子供が落ちてしまうのではないかと思うほどだ。また、電車の速さも遅い。新幹線に慣れている我々日本人にとっては少し苛立ってしまうものかもしれない。移動中にホストマザーであるSuzanneに日本語を教えたりもしたのだが、ここではリバプールの話を中心に話したいので割愛する。
 リバプールでは、事前に申し込んでおいたMagical Mystery Tourに参加する予定を立てていたので、それが始まるまでの時間はリバプール博物館に行って、時間をつぶした。偶然にもリバプール博物館では、John LennonとYoko Onoの特別展示をしていたので、見に行った。それを見終わり、ツアー集合場所まで行った。やはり最初バスで流れていた曲はMagical Mystery Tourだった。このツアーでは、Penny Lane では Penny Laneが流れ、 Strawberry Field ではStrawberry Field Forever が流れ、その場所に関する曲を聴けたことは感動した。最も印象に残っているのは、The Beatlesが住んでいた家だ。本当に普通にあり、言われないと気づかない。この時、生まれた土地に関係なく、誰でも人は世界を揺るがすことができる可能性を持っているのではないかと思った、と同時にただ単に彼らは生まれた土地に影響を受けないほど天才であったのだとも思った。
 ツアー後はいろいろと買い物をしようと思い、ある程度のお金は持って行ったのだが、帰ることも考えると時間がなく、あまりビートルズの賞品を買うことができなかった。また、リバプールは海岸に位置するので、風がとても強く、飛ばされるのではないかと思ったほどだ。このような貴重な経験をさせてくれたホストマザーのSuzanneには感謝をしたい。
 
 今日はいつも通り、クレシー先生の英語の授業を受けた後、いつもより大きめのバスに乗り、オックスフォードへと向った。オックスフォードの町は古い石造りの建物が多く趣のある町並だった。大学生のエルサさんに教会や図書館を案内してもらった。一つ一つの建物が立派かつ壮厳な雰囲気があった。私が特に驚いたのは、英国の入試制度についてもだが、エルサさんが自分の将来のために、自らの専攻科目と異なる宗教に関する授業を一年間取っているということだ。移民などさまざまな要因で多種多様な人がいるイギリスで医師になるため医学以外の勉強をしていると聞き、エルサさんの勉強やキャリアに対する意識の高さに驚いた。英国を経つまであと2週間ほどある。またスピーチ原稿の作成も佳境に入った。2週間の貴重な時間を自分たちの人生や盛岡に帰ったあとの生活に活かせるよう学びを深めていきたい。
 
 午前中はスピーチに向けた原稿作成の時間で、各自、目標でもある500語以上の原稿に黙々と取り組んでいました。私も何とか原稿を作り終えましたが、この後、全て暗記して表情豊かにスピーチをすることを考えると、少し気が重くなりますが、頑張ります。午後はシェイクスピアの生まれ育ったストラットフォードという所に行きました。雨がばらついていましたが、特に問題なく、快適に歩けたので良かったです。初めはクレッシー先生によるウォーキングツアーをして、シェイクスピアにまつわる様々な所を巡ることができました。シェイクスピアの死後、彼の建てた2つ目の家に住んでいた男性が、観光客に痺れを切らして家を壊してしまったエピソードが最も印象に残っています。シェイクスピアの話はほとんど知りませんでしたが、日本に帰ったら読んでみたいと思いました。家に帰るとEU離脱のニュースでテレビが騒がしく、ホストファミリーにもEU離脱(と思われる)話をしてもらいましたが、難しくてよく分からなかったです。ですが日本とは違って多くの人が政治に関心を持っている様子を肌で感じることができたので興味深かったです。
 
 今日もクレシー先生との英語の授業で1日がスタートしました。もうほとんどの人がスピーチの下書きを終えていたので、一人ひとり、クレシー先生から文法やスペルのチェックを受けました。私は詳細に言及しすぎて、下書きが目安の600字を大幅にオーバーしてしまいました。少なくとも1000字はあったと思います。気が遠くなるので、字数を数えるのは途中であきらめました、、、。来週からは、本番に向けてスピーチの暗記を始める予定です。今一度、話の構成や言葉遣いを見直して、スピーチの重要なポイントが聴衆にしっかり伝わるスピーチにしたいです。聴衆に楽しんでもらえるように、ユーモアを織り交ぜることも大切です。午後は、生物の授業を受けました。楽しみにしていた、ネズミの解剖です。まず、ネズミの腹部を開き、消化器官を取り出しました。その後もいろいろな作業をしましたが、気分を害する方がいると申し訳ないので、触れないでおこうと思います。イギリスの学校では、ネズミの解剖をすべての生徒がするそうです。日本では、そのような機会がないので、とても貴重な経験でした。そして何より、言葉では表せないくらいに楽しかったです。解剖なら何時間でもし続けられる気がしました。ネズミたちの命の重みを感じ、感謝することを忘れてはなりません。帰宅後は、ホストブラザーのバイオリンコンサートに行きました。また、ホストペアレンツとEU離脱問題の動向や個人的な意見について、議論することもできました。他のみんなも、それぞれホストファミリーとの夕方を楽しんだことと思います。明日は、金曜日。気を抜かず、沢山のことを学びたいと思います。
 
 午前の英語のレッスンではスピーチの発音練習をし、新出語句を確認しあった。休憩後、私たちはRed Nose Dayについて学んだ。Red Nose Dayは、大手の企業や有名人も協力しているチャリティーの一環である。赤い鼻やDisney×Red nose dayの可愛らしいTシャツ(その売り上げの一部は寄付される)が売られている。テレビ局も全国放送で番組を盛大に作っており、国を挙げて募金活動に協力している。学校では1ポンドを募金するかわりにカジュアルな服装で学校に登校できるという仕組みになっていた。一人ひとりにとっては小さな募金かもしれないが、学校全体となると大きい募金になる。ただ募金をするのではなく、「楽しむ」と言うところが考え方において異なると感じた。ホストマザーの話では、お金の一部はchildren in needのためであり、病気の子供や貧困に陥っている子供を勇気づけている、と。日本にも募金活動はあるが、楽しむという概念がないと思う。募金活動により親しむためにも、このイギリスの活動も取り入れていくべきだ。そうすることによってより多くの募金が集まり、より多くの人々を助けることができると深く考えさせられた。
 学校が終わった後、ホストファミリーと畑に行き、卵を9個と、ブロッコリーやにんじん、日本にはないものなど様々な野菜を収穫した。そして、新鮮な野菜をふんだんに使った夕食をいただいた。このように新鮮な経験ができ、食の大切さも学ぶことができた。食だけでなく、日々様々なものに感謝してこれから生活を送っていきたい。
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