白堊の翼

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3月14日
 生徒は今日も素晴らしい研修をしています。
 午前中の最初のコマは、英語レッスンです。午後に訪問するオックスフォードについて学びました。
 11時から1時間、移動可能プラネタリウムがレンコムに来たので、数人のレンコム生と一緒に宇宙の成り立ちについて学びました。裕福な私学だからこそ、呼べるものだと思います。
 昼からは1時間程バス移動して、オックスフォードに行きました。イギリスの大学は3年間ですが、三年生のニーブさんという女学生に約1時間程大学案内をしてもらいました。ニーブさんはチェルトナムの公立のグラマースクール(イギリスでも5本の指に入る学校)からオックスフォードに進学した人です。午前中の英語レッスンの中で、彼女に質問したいことを事前に考えていましたので、一高生は積極的に質問していました。オックスフォードやケンブリッジ大に進学するには、国共通のAレベルという試験でトップの評価を取ること以外に、直接大学に行って、面接試験があります。日本の推薦入試に似ていますが、全員がその面接試験を受けます。日本も大学入試の在り方が変わるようですが、オックスフォードのような試験を東大や東北大がするようにはなればいいのですが……。
 それでは、先生方、オックスフォード大の問題を紹介します。
 「水」について10分間話してください。
 こういう問題です。面白い思考ができる人が合格します。
 一高生はニーブさんに様々な質問をしたと思います。報告書で確認できると思います。とにかくオックスフォードの授業は考えさせられることばかりで刺激的ということです。
 図書館の規模もすごく、イギリスで出版された本は必ずオックスフォードの図書館に一冊置かなくてはならないというルールがあるので、学生は図書館に来れば必ず必要な本に会えるそうです。
 いずれにせよ、現役オックスフォード大学生にキャンパス案内してもらい、交流できましたので、貴重な体験となりました。
 
 明日はずっとレンコムにいます。
 午後は80分間、5歳から11歳くらいの小学生に日本紹介をします。当初は高校生用に準備したものを小学生用に変えています。55人くらいに実施するので、どうなるか不安ですが、頑張ってくれると思います。
 
 レンコムの職員も一高生を本当に受け入れてくれています。昨日、授業に参加した生徒たちがよく頑張ったので、また来てほしいという要望があり、来週のサヨナラパーティーのプレゼン準備があったところがレンコムの授業参加に変更になりました。一高生がレンコムによい風を吹かせているように感じます。
 
 
ハリーポッターの映画のグリフィンドールの食堂が撮影されたオックスフォード大のクライストチャーチカレッジです。
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