スーパーグローバルハイスクール

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3月25日(土)
 ボストンを発つ日。8:30寮内のラウンジに集合。数少ない天候が崩れた日。本日は研修は予定されていない。日本への帰途に日程を費やすため、ほとんどを屋根の下で過ごす。天候に恵まれ続けた、幸運な旅。
 体調不良者はなし。思えば毎回この言葉から報告が始まった。大きく体調を崩す者もおらず、順調に日程を消化できたことは、本当に素晴らしいこと。Yは乗り物酔いがひどく、満員電車の中で一人格闘していたと昨日初めて告げられたが、それでもよく耐えてくれた。皆三食もりもり食べ、たまに寝坊してしまうくらいたっぷり睡眠をとり、元気にこの2週間を過ごしてくれた。引率教員として、これほどありがたいことはない。
 準備してもらった弁当を食べ、荷造りに勤しむ。飛行機内に預けられる荷物は23kg×2個、手荷物は一つだけ。秤を蝦名さん、猿橋さんから借りて、何度もスーツケースの中身をひっくり返す。
 10:00には準備を終え、エントランスに集合。退寮の手続きを済ませ、寮母のアイシャさんに別れを告げた。その後貸切バスで空港へ向かう。渡米した時には気付かなかったが、小さな空港である。それぞれ昼食を取り、帰国に備える。
 14:00時ボストン発。
 機内では2週間のボストン滞在の余韻にひたる。
 CAさんがいろいろと気を配ってくれたおかげで、機内では快適に過ごすことができた。着陸直前「機長からです」とJALのステッカーをいただく。旅の記念になるから、皆さん後でスーツケースに貼りましょう。着陸後もCAさんが「写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれる。せっかくなので一緒に写っていただいた。締めくくりでほっこりした気持ちになり、旅が優しく縁取られる。JALの皆さん、安全で素敵な空の旅をありがとうございました。
 日本時間16:30成田着。約13時間のフライト後でも、気分は爽快。日本語の標示に、日本語のアナウンス。少し違和感を感じる。空港内で思わず "Excuse me" が口を衝いて出る。少しだけアメリカにかぶれた。
 スーツケースを宅配サービスに預け、京成スカイライナーで上野駅へと向かう。
 19:30上野駅から盛岡へ。Gのお父さんと目時が駅に駆けつけ、差し入れをくれた。新幹線で美味しくいただきました。ありがとうございました。
 21:30盛岡駅着。無事に帰ってくることができました。生徒達の成長した姿は、これから折に触れて彼ら自身が示してくれるはずです。この旅を支えてくれた皆さん、本当にありがとうございました。


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