スーパーグローバルハイスクール

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SG課題研究V

6/28日(木)6, 7校時
 本日はこれまでのSG課題研究活動の集大成となる、課題研究英語発表会を行いました。昨年度SG課題研究IIで取り組んだ成果を、英語でプレゼンテーションし、国際的な発信力・コミュニケーション能力をはじめとしたグローバル・リーダーに求められる資質を涵養することを目的としています。
 外部からは、岩手県教育委員会から松本諭指導主事、本校SGH事業の運営指導委員である遠藤洋一様、岩手大学から山崎友子名誉教授の3名の来賓をお迎えしました。また、先日のコース別発表会でアドバイスいただいた方も含めて、岩手大学から外国人留学生10名、日本人学生6名の計16名をお招きしました。
 本日は前回のコース別英語発表会及びコース代表選考会を勝ち抜いた7班が、英語で堂々とプレゼンテーションを行いました。(当初8班の予定でしたが、事情により1班は棄権しました。)また、全体の司会は3年2組の佐々木久歌くんと3組の菅原七恵さんが、堂々と英語で行ってくれました。
 各班のプレゼンテーションは、村尾さんに伝授していただいたコツを随所に駆使し、英語でのプレゼンテーションながら、オーディエンスの興味関心をうまく引きつけることができました。各班がプレゼンテーションを行った後には、外国人留学生を中心として英語で質問が投げかけられました。生徒達は少々戸惑いを見せる場面はありましたが、なんとかその質問の主旨を聞き取り、懸命に回答しようとしていました。その様から、彼らが将来グローバル・リーダーとして、世界を舞台に活躍している姿が思い浮かびます。留学生の国籍も、アメリカ、ナイジェリア、モンゴル、中国、インドネシア、タイと多様で、その国毎に発音が特徴的な英語でやりとりができたことも、グローバル社会における英語の位置づけを考えるよいきっかけとなりました。
 今回の発表会では、ルーブリックに則り、来賓の方々、岩手大学の学生を含めたオーディエンス全員による評価を行い、優勝班を決定しました。

 以下、今回の結果となります。 
コース 代表班 Title 順位
(i) 街づくり 4班 Come back game solves the problem of falling the rate of population of the young 2
(ii) 観光 3班 The Research of Agritourism Using "Country Sense" in Iwate 3
(iii) 貿易 11班 Green Tourism with industrial experience 5
(iv) 教育 3班 Finding the new shape of HIDEHIRANURI and exporting it to Europe 7
(v) ILC 4班 Study to make Iwate a pioneer of the wave power generation 6
(vi) 医療 7班 Action to the stress caused by smell 4
(vii) 理数科 8班 Modeling and Analysis of Congestion Phenomena 1
 課題研究は通過点に過ぎず、ここで経験したことを、これからどう活かしていくのかが重要となります。一人ひとりこの活動を通じて得られたものや感じたことは異なるでしょうが、様々な問題を抱ながらグローバル社会が進展していくことは変わりありません。彼らが将来それぞれの分野で、この経験を土台として大きく成長し、国際的な舞台で活躍することを祈念し、本事業を閉じます。
 これまでご支援をいただき、本当にありがとうございました。

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