スーパーグローバルハイスクール

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SG課題研究V

7/7(金)12:45〜
 7月6日、7日の二日間、盛岡市において第66回東北地区高等学校PTA連合会盛岡大会が開催されました。東北地方から集まったPTAの方々を前に、岩手県内の高校生が合奏や伝統芸能など様々な発表を行いましたが、本校からはSG課題研究の代表班がプレゼンテーションを行いました。
 本校のSG課題研究において、医療コースを含む自然科学系の学問分野では、地域の研究実践がそのまま世界に発信しても有用なケース・スタディになることから、岩手県という限定されたフィールドで調査研究を深めたことも、グローバルな探究活動として扱っています。
 今大会のテーマが「描け ドリームマップ」〜世界への架け橋を郷土から〜というものであったため、岩手県金ケ崎町の医療実践を詳しく研究した医療コース5班に代表として発表してもらうことになりました。彼らが取り扱ったテーマ「認知症の実態とその対策」は、生徒の世代にとっても保護者の世代にとっても喫緊な課題であり、研究内容を共有する意義は大きいと考えられます。
 今回は発表の対象が保護者であることから、日本語による発表となりました。保護者の方々は熱心に耳を傾けてくれ、生徒達も発表に力が入りました。医療5班は昨年度の発表よりも内容面でも発表技術の面でも成長を遂げており、立派に大役を務めてくれました。
 少子高齢化が深刻さを増す現在、認知症患者を支える社会を主に構成していく生徒と保護者の両世代が、問題の解決に向けて前向きなコンセンサスを得られたことは、SG課題研究の素晴らしい成果と言えるでしょう。
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