岩手県立盛岡第一高等学校


スーパーグローバルハイスクール

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SG課題研究V

5/17(水)6, 7校時
 本日は、希望郷いわて文化大使をお務めでいらっしゃる、スターブランド株式会社の村尾隆介氏をお招きして、SG課題研究英語発表会に向けて、英語プレゼンテーションに関するご講演をいただきました。村尾氏は、プレゼンテーション一般に関する内容、英語でプレゼンテーションを行う際に留意すべき点、そして聴衆を惹きつけかつ聴衆に訴えるプレゼンテーションの効果的な方法について、刺激的にかつわかりやすくご教授くださいました。
 プレゼンテーションを行う際に意識したいことは、以下の通りです。
 「出だしがつまらないプレゼンテーションはつまらない。」
 「見せ方・演出、すべて含めて『プレゼンテーション』。」
 「プレゼンテーションが上手だと、社会で得をする。経験を積めば積むほどうまくなる。」
 「パワーポイントのスライドは、資料ではなく『デザイン』と捉える。」
 「写真やイラストをスライドに活用することで、プレゼンテーションは一気に魅力的になる。」
 「文字のフォントは太めにして、聴衆に心配りをする。また、太い文字は語り手の自信の大きさを表すことができる。」
 「ジェスチャーと視線の活用を意識して、プレゼンテーションに力強さを加える。」
 「声やスピードに強弱を加えて、単調なプレゼンテーションを脱する。」
 「ユーモアを取り入れて。」
 「ロマンチックな表現を取り入れて。」
 「構成・目次・扉(暗転)などに配慮し、聴衆が全体の流れを追いやすいようにする。」
 英語でプレゼンテーションをする意義についても、それが今の時代では普通なのだ、と理解することができました。そもそも世界は、自分が思っているよりもずっと近くにある。自分も国際社会の担い手の一人であり、常日頃から国際人としての意識を持って暮らすことが重要なのです。
 文字におこすと伝わらないと思いますが、村尾さんのご講演それ自体が一つの素晴らしいプレゼンテーションの理想型であり、ユーモアたっぷりでワクワクするような村尾さんのお話によって、生徒達は実に楽しく学び、頭で理解するに留まらず、プレゼンテーションの本質を心に浸透させることができたようです。村尾さんが教えてくださった基準と、示してくださった水準は非常に高いものですが、生徒達はその水準に挑戦したい、と感じたようです。
 ご講演内容もそのとおりですが、村尾さんの変化に富んだ人生と現在までの多彩なキャリア、そして知的で芯の通ったお人柄から、生徒達は感じるものが多かったようです。世界はこれほど近いものなのだ。こんなかっこいい生き方があるんだ。そう気付くきっかけになったのではないでしょうか。真のグローバル人材として、素晴らしいロール・モデルと出会うことができた、幸福な時間となりました。
 限られた時間で、一つだけ質問を募ると、3年7組のH君が「村尾さんはこれらのプレゼンテーションのノウハウを、どのように身に付けたのですか?」と尋ねました。村尾さんはこの質問を非常に喜んでくださいました。世界では、質問することは相手の言葉に耳を傾けた証拠。大勢の中で手を挙げてくれた勇気と、その質問内容の質の高さに、感じ入ったとのことでした。回答も秀逸で、「誰も教えてくれなかった。自分でやりながら習得していった。音楽のライブや舞台演劇の演出から、エッセンスを取り入れてきた。」本講演でも貫かれていた、村尾さんの人生や仕事に対する姿勢が垣間見えるやりとりでした。
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