３月17日（日）、高等部の卒業式が行われました。卒業生８名は、堂々と入場し、卒業証書を受け取りました。卒業式終了後、この日までお世話になった先生方へ感謝を伝えたり、自分たちの３年間の頑張りを改めて振り返ったりすることができました。在校生は、式の様子をリモートで視聴し、退場後に廊下で卒業を祝ってくれました。自分を信じてこれからも輝いていってほしいと思います。いつまでも応援しています！

　３月14日（木）に卒業を祝う会が行われました。１・２年生からは学年ごとに趣向を凝らした余興が披露され、大いに盛り上がりました。その後は卒業生のこれまでの３年間を映像で振り返り、卒業生一人一人から思い出の発表がありました。会の終わりには１・２年生がアーチを作って卒業生を送りました。笑顔と「おめでとう」の言葉があふれる楽しい会になりました。

　２月７日（水）に二戸広域観光物産センター「なにゃーと」で、作業製品販売会が行われました。木工班はスパイスラックやマルチボックス、手芸班はトートバッグやミニポーチ、農業加工班はハーバリウムペンやレジンキーホルダーなどの製品を販売しました。生徒たちはそれぞれ、自分が担当する係に真剣に取り組み、お客様にたくさんの製品を買っていただくことができました。一人一人が大きな達成感を得ることができた販売会となりました。

  来年度の高等部生徒会執行部を決める選挙が行われ、４名の生徒が立候補しました。二戸市から本物の投票箱と記載台を借用し投票に臨みました。事前学習で１８歳以上に選挙権があると知った３年生は特に真剣に選挙に向き合うことができました。当選した４名は、「高等部がよくなるように頑張りたい」などと抱負を話し、来年度に向けて意欲をみせていました。

　岩手県北青少年の家（ステラパル）スケート場で、カーリング教室が行われました。指導員さんから道具の扱い方について教えていただき、早速約20ｋｇあるストーンを投げてみました。何度か投げた後には、ブラシで氷をゴシゴシみがくスイープの練習です。ストーンの進行方向を磨くのですが、横向きでブラシを動かす上に氷上を移動するとあって、みんな必死でした。この日は最低気温が－10℃、日中も真冬日というとても寒い日でしたが、汗を額に光らせながら、取り組んでいました。またやってみたいという感想も多くあり、二戸地域で盛んなカーリングを満喫することができました。

　高等部２年生は、11月29日（水）から２泊３日で東京へ修学旅行に行ってきました。「東京スカイツリー」「すみだ水族館」「東京ディズニーランド」「浅草寺」について、調べてはいたものの、百聞は一見に如かず、実際に目にしたときの感動をみんなで味わうことができました。修学旅行を通して、東京についてたくさん学び、公共のマナー等の経験を広げ、仲間と協力して、楽しい思い出をたくさんつくることができました。

　11月29日（水）高等部１年生の職場見学が行われました。二戸管内の就労継続支援B型事業所や一般企業を見学し、仕事内容について説明を受けたり、働くために必要な力について教えていただいたりしました。職場で必要とされる力や求められる人材、高等部のうちに身に付けておくべき力についてもお話があり、進路について考える良い機会となりました。

　11月８日（水）第７回岩手県特別支援学校技能認定会が、盛岡市総合アリーナで行われました。「清掃」「物品管理」の認定種目があり、審査員は二戸・盛岡の企業の方々でした。高等部から１年生３名が「清掃」部門に参加しました。緊張感のある雰囲気の中でしたが一生懸命取り組み、できること、課題など今の自分の力を確認することができました。また企業の方々に特別支援学校の取り組みを知っていただく良い機会となりました。

　10月30日（月）～11月10日（金）の９日間、２学期校内・産業現場等実習が行われました。１年生は校内実習で、リサイクル班として油吸い取りパックを作りました。１学期の経験を生かし、働く経験を積み重ねました。２・３年生は産業現場等実習で、それぞれ実際の職場等で実習をしました。自分の立てた目標を意識しながら、働くことの意味や態度について学び、特に３年生は将来を見据えての実習となりました。報告会では、目標に対する振り返りを行い、実習で学んだ成果と課題を堂々と発表しました。実習にご協力いただいた職場や事業所の皆様、ありがとうございました。

　10月14日（土）福岡工業高校で「福工祭」が行われ、二戸分教室高等部も参加し、ステージ発表と作業製品販売会を行いました。
　ステージ発表では、音楽の学習で取り組んだ、合奏「キセキ」をビデオ発表し、生活単元学習で学んだ、「二戸音頭、ナニャドヤラ」の踊りを披露しました。
　作業製品販売会では、木工班、手芸班、農業加工班でそれぞれ作った製品を販売し、売れ行きも好調でした。たくさん購入していただきありがとうございました。
　見学の時間もあり、生徒たちは福岡工業高校の生徒のみなさんが運営されている、ゲームコーナーやドローンの操縦などの体験を楽しみました。

　９月29日（金）１学期の終業式が行われました。副校長先生のお話の中で、転校した生徒のビデオメッセージが紹介されました。生徒会長の石嶋さんは１学期の行事などを振り返り、成長できたところを話してくれました。また、２学期の活動では「しっかりと目標を定めて有意義な活動にしましょう」と呼び掛けがありました。２学期も福工祭や修学旅行など楽しみな行事が数多くあります。

　９月25日（月）、福岡工業高等学校との交流行事、清掃奉仕活動行われました。コースごとのグループに分かれ、福岡工業高校の生徒さんと交流しながら地域のごみ拾いをしました。福岡工業高校の生徒さんが拾ったごみも二戸分教室高等部の生徒がごみ袋で回収するなど、町のクリーンアップを協力してできました。たばこの吸い殻、空のペットボトルなど様々なごみを見て、町を汚さないマナーについて再確認した行事となりました。

　９月６日（水）、北上総合運動公園陸上競技場で、令和５年度「Tryスポーツ」第20回岩手県特別支援学校スポーツ交流大会が開催されました。時折小雨が降る曇り空でしたが、県内12校の生徒が一緒に、それぞれの目標達成に向けて力を発揮することができました。競技場の大きなスクリーンに記録が表示され、自分や仲間の名前を見つけると歓声があがりました。自己ベスト更新、新しい種目への挑戦など、また次の目標に向けてTryしてほしいと思います！

　７月１９日（水）高等部多目的室で今年度初の作業製品販売会が行われました。福岡工業高校の職員、高等部保護者の方々に木工班（ミニボックス等）、手芸班（裂き織り製品等）、農業加工班（野菜、苗等）の製品を販売しました。作業学習では、販売会に向けてたくさん準備をしてきました。生徒たちは、お客様に直接製品を販売する喜びや達成感を感じていました。販売会にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

　７月１１日（火）高等部３学年校外学習が行われました。今年度高等部では二戸祭りを中心に二戸の文化について学習をしています。今回の校外学習では、それに関連して計画を立て、二戸の祭りの三神社、呑香稲荷神社、秋葉神社、愛宕神社を巡って見学し、シビックセンターで科学館を見学し、最後に二戸祭りについて市の商工観光流通課の方にインタビューをしました。準備したことをたくさん質問しましたが、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。初めて路線バスに乗る体験をしたり、たくさん歩いたりして疲れましたが、楽しく充実した学習となりました。ご協力いただいたすべての方々に感謝します。ありがとうございました。

　７月６日（木）～７月７日（金）に宿泊学習を行いました。１日目は雫石町の盛岡手づくり村へ行き、冷麺作りや陶芸、絵付け体験をしました。冷麺作りでは、初めての麺作りに挑戦。自分で作った冷麺は格別で、「おいしい！！」と言いながら完食しました。２日目は、盛岡市内の自主研修を行いました。事前学習で決めたコースを巡り、盛岡市について学んできました。電車やバスの乗り方や公共施設でのルールについてもしっかりと学び、充実した２日間となりました。

　６月２９日（木）、高等部２学年の職場見学が行われました。１組は、（株）阿部繁孝商店九戸工場、就労継続支援B型事業所まんてんの里、グループホームほたるの郷、２組は、指定障害者支援施設清岳園、指定障害福祉サービス事業所清岳園そら、生活介護事業所ワン・ステップのそれぞれ３か所を見学しました。工場長さんや事業所の方から、働くためには休まずに働ける健康な体つくりや元気な挨拶ができることが大切とのお話を聞き、生徒たちはこれから意識して取り組みたいと感想を述べていました。

　６月２７日（火）、芸術鑑賞教室が二戸市民文化会館で行われ、「RIO弦楽四重奏団」の４名が７曲を演奏しました。どの曲も心地よく、生徒たちも真剣に耳をすませていました。曲目の中には「情熱大陸」のテーマソングなども含まれており、聞き覚えのある曲に生徒たちも嬉しそうでした。会場のアンコールにも応えてくれて、最後は、楽器を弓で弾かず、指で演奏するなど変わったパフォーマンスもあり、あっという間の１時間となりました。

　６月２２日と２３日の２日間で、福岡工業高校と合同の校内体育大会が行われました。分教室は、長縄跳び、綱引き、フリースロー、卓球バドミントン、アキュラシー、チャンスレースに出場しました。綱引きでは福岡工業高校の３年生が一緒に引っ張ってくれました。卓球は、あと一歩の接戦となり盛り上がりました。入賞はできませんでしたが、お互い応援し合い交流の深まった校内体育大会となりました。

　５月２９日（月）～６月９日（金）の１０日間、１学期校内・産業現場等実習が行われました。１年生は校内実習で、リサイクル班として廃油を捨てるための「油吸い取りパック」の製作に取り組みました。また、２・３年生は学校を離れ、それぞれの現場で自分の力を発揮しながら実習を行いました。実習後は各自の目標や取組の振り返りを行い、実習報告会の場で成果や反省等を発表することができました。

　４月１０日（月）に高等部の入学式が行われました。
　男子７名全員、呼名を受け元気な声で返事をすることができました。
　新入生代表の誓いの言葉では、「今日の入学の喜びを胸に、様々なことにチャレンジし、充実した楽しい高等部生活を送り、何事にも真剣に取り組むことを誓います」と決意を述べました。これからたくさんの経験を重ねて成長していってほしいと思います。