令和３年４月５日（月）に二戸分教室高等部の入学式が執り行われました。改築された新校舎での初めての入学式となりました。
　新入生は初めての校舎、教室に緊張した様子でしたが、９名それぞれの希望を胸に新しい学校生活をスタートしました。

　５月３１日（月）～６月１１日（金）に１学期校内・産業現場等実習が行われました。１年生は、廃油を捨てるための“油吸い取りパック”を作るリサイクル班に所属し、1日を通しての作業に一生懸命取り組みました。２・３年生は学校を離れ、それぞれの現場で力を出しながら仕事をしてきました。報告会では、自分の実習の振り返りを行い、成果や反省等を発表することができました。

　６月２４日（木）・２５日（金）の２日間、福岡工業高校体育館にて校内体育大会が行われました。福岡工業高等学校のみなさんと長縄跳び、綱引き、フリースロー、フライングディスクアキュラシーなどの競技で交流しました。
　福岡工業高等学校のみなさんの競技も見学し、スポーツ競技の躍動感や熱気を感じながら、生徒たちは大いに盛り上がりました。

　９月に行われる予定だったTryスポーツですが、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりました。しかし、練習で頑張った成果を思う存分発揮してほしいという思いから、８月２７日に一戸総合運動公園にて「Tryスポーツ二戸分教室大会」として記録会を行いました無観客での開催となりましたが、全員が参加でき、それぞれの記録の更新を目指して頑張りました。

　１１月１日（月）～１１月１２日（金）に２学期校内・産業現場等実習が行われました。１年生は、１学期実習に引き続きリサイクル班に所属し、廃油を捨てるための“油吸い取りパック”を作る作業に取り組みました。２・３年生は学校を離れ、それぞれの現場で自分の力を出しながら仕事をしてきました。報告会では、自分の実習の振り返りを行い、成果や反省等を発表しました。長時間働く体力、職場でのマナーなど、前期実習の経験と反省に基づいた具体的な目標を設定し、進路をより意識して取り組むことができました。

　福工祭中止による代替の取り組みとして、１１月２２日（月）～１１月２６日（金）の期間、二戸分教室高等部で作品展示が行われました。美術作品の展示、音楽ステージ発表のビデオ上映、生活単元学習等の掲示をとおして、生徒の日頃の学習の成果を見ていただくことができました。

　１２月１日（水）～１２月３日（金）の３日間、久慈、田野畑、宮古、大槌、釜石、遠野方面に修学旅行に行ってきました。海が近づくにつれ晴れ間が広がり、３日間、天候にも恵まれ、思い出に残る有意義な旅行になりました。三陸鉄道・震災学習列車への乗車や避難経路追体験など、震災の学習をとおして貴重な経験ができました。

　２月９日（水）・１０日（木）の２日間、県北青少年の家スケートリンクにて、二戸分教室高等部カーリング教室が行われました。北京冬季オリンピック開催期間中ということもあり、生徒たちはオリンピックスポーツであるカーリングを体験し、スポーツに対する興味を新たにすることができました。

　３月１２日（土）第４回二戸分教室高等部卒業式が行われました。コロナウイルス感染予防の観点から、在校生は生徒会長のみの参加となりました。在校生は卒業を祝うために、廊下を飾り、式場から教室に戻る卒業生に「がんばって」「ありがとう」など、励ましや感謝の言葉をかけました。４月から社会人として、大きく羽ばたけるよう、応援しています。