校内研究


平成28年度〜

研究テーマ
一人一人の主体性を育むよりよい支援を目指して
〜タブレット端末の活用をとおして〜
1 テーマ設定の理由
 本校では、平成25年度より3年間「つなぐ」をキーワードに児童生徒へのよりよい支援を考えてきました。この研究では、キャリア教育の視点を取り入れ、児童生徒の今と将来の豊かな生活を目指し、児童生徒が力を発揮できるように、自己肯定感や主体性を育むことができるように、社会生活能力と自己選択・自己決定力を育成することができるように取り組みました。

 この研究から、学校と家庭・地域・関係機関が連携しながら、児童生徒が学習に興味をもち、主体的に取り組むことができる支援をする大切さを知ることができました。そこで、これまでの研究の成果を活かしながら、児童生徒が主体的に学習に取り組むことができるよう、さらに主体性を育むことができるよりよい支援を探っていきたいと思います。


 昨年度から県の自立活動充実事業が始まり、各校でタブレット端末を活用した支援を充実させることになりました。高等部の生徒は全員がタブレット端末を持つことになり、小学部・中学部にも県からタブレット端末が配備されました。ICT機器の活用の中でも、特にタブレット端末を使用した支援が充実することになります。
 そこで、これまでの実践を活かしながら、児童生徒の主体性を育むためにタブレット端末を活用した支援の方法を探っていきたいと考えました。タブレット端末は移動性や記録性が高く、比較的簡単に操作することができ、様々な活動の場面で個々に合わせた支援をすることができます。この利点を活かすことで、一人一人の主体性を育むよりよい支援のための有効なツールの一つとして活用できるものと考え、このテーマを設定しました。
2 研究内容
(1) タブレット端末の活用推進
 @タブレット端末活用に関する研修会を実施する。
 A出張研修を実施し、情報提供を行う。
 B情報部と連携し、タブレット端末を活用しやすい環境整備を行う。

(2) タブレット端末を活用した主体性を育む支援方法の探求
  @各学部の実態に応じた実践に取り組む。
 A学部研究会・実践交流会をとおして実践内容を職員間で共有する。
  B実践記録を蓄積し、まとめる。
 


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