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小学部

 小学部では、1年生2名、2年生1名、3年生7名、4年生2名、5年生3名、6年生5名、重複障害学級2名の計22名の児童が学んでいます。領域・教科を合わせた指導(日常生活の指導・生活単元学習・遊びの指導)や、特別活動(なかよし集会・児童生徒会・委員会活動)、自立活動)の学習をしています。運動会、拓陽祭などの全校行事では、中・高の先輩たちと一緒に頑張っています。地域の小学校との交流活動も盛んで、侍浜小と年2回、居住地の小学校と1~3回、交流を行っています。

1 学部目標
(1)健康に必要な習慣を養い、生活に基づく一人ひとりに合った学習の定着を図る。
(2)健康を保持増進し、体力の向上を図る。
(3)楽しく集団活動に参加し、自己表現ができるよう指導・支援をする。
(4)交流及び共同学習など様々な経験を通し、興味や関心を広げる。

2 経営の重点
(1)的確な実態把握に基づいたきめ細やかな個別の指導・支援を行うことにより、日常生活動作が習得できるようにする。
(2)学習グループの編成及び教材・教具や指導法を工夫することにより、学習効果を高める。
(3)毎日、体を動かす習慣を身につけていく過程で、情緒の安定と健全な心身の発達を促し、健康の保持増進と体力の向上につなげるよう指導・支援をする。
(4)食育や健康教育については、家庭と連携して一体化した指導・支援をする。
(5)なかよし集会で互いにかかわったり、係の仕事や発表の経験をすることにより、集団の一員であることを意識できるようにする。
(6)校外学習や宿泊学習などの体験学習を通して、生活体験を拡充させるとともに、仲間意識や互いに助け合う意識を育てる。
(7)地域の学校との交流や居住地校交流を通して、社会経験を拡大する。

3 教育課程
(1)学習指導上のグループ編成
①学級別(習熟度別)の学習
 日常生活の指導、生活単元学習、遊びの指導(1~3年)、体育、国語、算数、図画工作、自立活動
②学部全体での学習
 生活単元学習、学部集会(なかよし集会)
③複数学年での学習
 生活単元学習、音楽、体育、遊びの指導(1~3年)
④4~6年生と中学部合同の学習
 特別活動(委員会活動、児童生徒会活動)

(2)学習指導の形態
①領域・教科を合わせた指導
ア 遊びの指導
 遊びを学習活動の中心に据えて、身体活動を活発にする中で、他者との関わりを促し、意欲的、自発的な活動を引き出すことができ  るように指導・支援をする。
イ 日常生活の指導
 児童の日常生活が充実するよう、基本的な生活習慣の定着、集団生活の基礎、人との関わりの素地を作ることができるよう適切に指 導・支援をする。
ウ 生活単元学習
 児童が生活上の目標を達成し、課題を解決するために、継続的に集団を変えながら経験することによって、自立的な生活に必要な事 柄を実際的・総合的に学習する。
②教科別、領域別の指導
ア 教 科
(ア) 国 語
 漢字や平仮名、片仮名の読み書き、作文、身近な物の弁別などを通して、日常生活に必要な知識が習得できるように指導・支援をす る。
(イ) 算 数
 足し算、引き算、金銭の計算、時計の見方、図形、色・形の弁別、型はめなどを通して、日常生活に必要な知識が習得できるように指 導・支援をする。
(ウ) 音 楽
 手遊び、リズム遊び、歌、合奏などを通して、音楽について興味・関心をもち、その楽しさが味わえるように指導・支援をする。
(エ) 図画工作
 絵画や工作などを通して造形活動に興味・関心をもち、その楽しさが味わえるように指導・支援をする。
(オ) 体 育
 様々な運動の経験を通して、健康の増進と体力の向上を図るとともに、きまりを守り、安全に留意して運動する態度を育てる。
イ 道 徳
 学校の教育活動のあらゆる場面を通して、みんなが使うものを大切にし、約束やきまりを守るなど集団生活に必要な望ましい態度を  育てる。
ウ 特別活動
 全校朝会、学部集会、児童会活動、行事などを通して経験を広め、社会性が身につくように指導・支援をする。
エ 自立活動
 自立をめざし、障がいに基づく困難を改善・克服するために児童個々の障がいの状態や発達段階に応じて、学習活動全体の中で配  慮しながら指導・支援をする。特別学級においては時間を設けて指導する。



中学部

 中学部では、1年生2名、2年生6名、3年生3名の計11名の生徒が学んでいます。領域・教科を合わせた指導(日常生活の指導、生活単元学習、作業学習)や各教科(国語、数学、音楽、美術、保健体育)、特別活動(学部朝会、児童生徒会、委員会活動)、総合的な学習の時間、自立活動について学習しています。作業学習は、楽工房を立ち上げ、木工・紙工部門に分かれて製品作りに取り組んでいます。製品は主に校内、拓陽祭で販売しています。総合的な学習の時間「きらりタイム」では、侍浜中学校との交流学習、食育に関する学習、国際理解、キャリア、環境に関する学習等を行っています。学校内外での様々な学習・活動や体験を通して、日常生活の充実や社会生活に適応できる力を育んでいます。

1 学部目標
(1)基本的生活習慣の定着を図り、生活の中で生かすことができるようにする。
(2)健康や安全な生活への理解を深められるよう指導を進める。
(3)社会生活に必要な表現力、コミュニケーション能力を高める。
(4)交流及び共同学習を通し、適切な言動や、集団行動ができるように支援する。

2 経営の重点
(1)発達段階を考慮しつつ中学生としての自覚を促し、自分でできることを増やし学校や家庭での生活の質を高める。
(2)食育、健康について家庭、寄宿舎と連携し、一貫した指導支援を進め、生活環境を整える。
(3)避難訓練を含む防災教育を徹底し、安全に生活できるようにする。
(4)体育や作業学習、校内実習等で、最後までやり抜く力や体力を育てる。
(5)集団での活動場面を通し、互いを意識し、適切なコミュニケーション手段を獲得する。
(6)学校行事や児童生徒会活動を通して、小学部や高等部との交流を図り、仲間意識を育てる。
(7)近隣中学校との交流及び共同学習や地域との交流を通して、経験の拡大を図り、有好的な人間関係を育む。

3 教育課程
(1)学習指導上のグループ編成
①学級別の学習
 日常生活の指導、生活単元学習、道徳、特別活動
②全学年合同の学習
 生活単元学習、、保健・体育、特別活動、総合的な学習の時間
③グループ別の学習
 国語、数学、美術、作業学習
④ 個別の学習
 自立活動
(2)学習指導のねらい
①領域・教科を合わせた指導
ア 日常生活の指導
 日常生活の指導は、生徒の日常生活が充実し、高まるように日常生活や社会生活において必要で基本的な内容について適切に指導 する。
イ 生活単元学習
 生徒が生活上の目標を達成したり、課題を解決したりするために、一連の活動を組織的に経験することによって、自立的な生活に必 要な事柄を実際的・総合的に学習する。      
ウ 作業学習
 作業活動を学習の中心にしながら、生徒の働く意欲を培い、将来の職業生活や社会自立を目指し、生活する力を高めると共に、日常 の生活に生かすことのできる力を培う。
②教科別、領域別の指導
ア 国語
 日常生活に必要な国語についての理解を深め、伝え合う力を高めるとともに、それらを活用する能力と態度を育てる。
イ 数学
 日常生活に必要な数量や図形などに関する事柄についての理解を深め、それらを扱う能力と態度を育てる。
ウ 音楽
  音楽についての興味や関心を深め、生活を明るく楽しいものにする態度と習慣を育てる。
エ 美術
 造形活動によって、表現及び鑑賞の能力を培い、豊かな情操を養う。
オ 保健体育
 適切な運動の経験や健康・安全についての理解を通して、健康の保持増進と体力の向上を図るとともに、明るく豊かな生活を営む態 度を育てる。
③領域別の指導
ア 道徳
 学校の教育活動全体を通じて、道徳的な信条、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養う。
イ 特別活動
 生徒会活動、学部朝会等の活動を通して、集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を 育てるとともに、自己を生かす能力を養う。
ウ 自立活動
 個々の生徒が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習 慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。
④総合的な学習の時間
 「きらりタイム」を設定し、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育成すると ともに、学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探求活動に主体的、創造的、協同的に取り組む態度を育てる。




高等部

 高等部では、1年生16名、2年生17名、3年生16名、計49名の生徒が学んでいます。領域・教科を合わせた指導(日常生活の指導、生活単元学習、作業学習)や各教科(選択教科、保健体育、芸術)、特別活動、総合的な学習の時間、自立活動の学習をとおして、将来の生活に必要な知識や技能、態度を学習しています。前期と後期に行われる校内・現場実習や継続型企業実習では個々のニーズにあわせた進路実現を目指し、働くために必要な力を身につけています。堀切地区のみなさんとの花壇整備やマレットゴルフでの地域交流、大野踏破、トライスポーツへの参加や各行事をとおして、社会性の育成や人間形成を目指しています。

1 学部目標
(1)社会生活に必要な知識・技能の向上を図り、働く力を育てる。
(2)社会生活に必要な健康・体力・習慣形成の向上を図る。
(3)将来の社会生活を視野に入れたコミュニケーション能力の向上を図る。
(4)職業や働くことの意義を理解し、役割遂行や協働活動等をとおして働く力の向上を図る。

2 経営の重点
(1)個々の発達段階を踏まえ、能力・適正に応じた指導・支援に努める。
(2)健康と体力を増進し、将来設計に基づいた望ましい習慣を形成する。
(3)日常の学習や交流活動を通して、状況に応じた言葉遣いやふるまい、必要な支援を適切に求めたり、相談したりする力を伸ばす。
(4)作業学習や実習、社会見学等をとおして、様々な職業があることや働くことを実質的に理解し、希望進路の達成に向かうよう指導・  支援する。

3 教育課程 
(1)学習指導上のグル-プ編成
①学級学年別の学習
 日常生活の指導、生活単元学習、特別活動、自立活動、総合的な学習の時間
②全学年合同の学習
 生活単元学習、総合的な学習の時間、保健体育、特別活動(学部集会)
③全学年縦割り別の学習  
 選択学習、作業学習(木工、陶芸、紙工、縫工、農作業)、特別活動(委員会活動)、総合的な学習の時間
④選択制の学習
 芸術(音楽 美術)
(2)学習指導のねらい  
①領域・教科を合わせた指導  
ア 日常生活の指導  
 生活の基本となる事項を、日常の諸活動をとおして定着を推進する。
イ 生活単元学習
 諸行事及び自立的な生活に必要な事柄を実際的・総合的に指導するとともに集団への参加や社会生活への適応力を養う。
ウ 作業学習
 木工・陶芸・紙工・縫工・農作業をとおして将来の社会生活や職業生活に必要な知識、技能、態度を身につける。
②教科別の指導
ア 学校設定教科 選択学習
 日常生活に必要な国語力や数の処理能力、図形に関する理解を深め、社会生活に役立てる。
 社会生活に必要な知識や技能を身につけ、将来の生活に生かすためのスキルの向上を図る。
イ 音楽
 表現活動や鑑賞をとおして、豊かな情操を養う。
ウ 美術
 創作活動をとおして、豊かな情操を養う。
エ 保健体育
 適切な運動の経験や健康や安全についての理解を通して、健康の保持増進と体力の向上を図るとともに、最後までやり抜く力を育て る。
③領域別の指導
ア 道徳
 学校の教育活動のあらゆる場をとおして、適切に指導する。
イ 特別活動
 全校朝会、生徒会活動、諸行事等をとおして集団生活への自主的、実践的な態度を養う。
ウ 自立活動
 生徒の心身の発達の調和を図るために、個々の実態に配慮しながら学校生活のあらゆる場面で適切に指導する。特別学級において は時間を設けて指導する。
④総合的な学習の時間
 地域交流をとおして社会性及び豊かな人間性を育成する。
 自己理解を深め、自己の生き方、進路などを主体的に考えることができるようにする。




寄宿舎

 寄宿舎では、下校後から翌朝登校するまで集団で生活しています。「自分のことは自分で」する寄宿舎では、掃除や洗濯、食事の準備なども自分たちで行っています。下校後は中庭でブランコをしたり、散歩に出かけたり、グラウンドでキャッチボールなどをして過ごしています。夏まつりやクリスマス会などの楽しい行事の他、調理実習・市街外出・LT(ライフトレーニング)ルームでの一人暮らし体験などを行い、社会経験の拡大に力を入れています。

Ⅰ 経営方針

1 経営方針
(1)学校の教育目標に則り、集団生活をとおして日常生活及び社会生活に必要な基礎的能力や態度を育成する。
(2)健康の維持増進及び安全教育を推進する。
(3)家庭・学部及び関係機関との連携による指導を推進する。

Ⅱ 指導目標及び指導方針

1 指導目標
(1)日常生活・社会生活に必要な力を育てる。
(2)生活経験を豊かにし、社会性を育てる。
(3)心身共に健康で安全な生活を送る力を育てる。

2 指導方針
(1)個々のニーズに応じた個別の指導計画を作成し指導・実践を進める。
(2)社会生活に必要な力を身につけるために、個々に応じた生活体験を行う。
(3)社会生活を送る上で必要なマナーを身につけるために、学習会やオリエンテーションを行う。
(4)健康や安全の意識を高めるために、衛生指導や防災訓練を行う。
(5)学部・保護者・関係機関との情報交換を行い、共通理解を図る。


(C)岩手県立久慈拓陽支援学校