「もっとも強く本校生徒に望まれることは、自分をたしかに見つめながら己の道を明らかにし、それを貫き通す英知とたくましさである。逆境に遭えば進んでこれを克服し、競り合いに遭えば歯を食いしばって勝ち抜いていく根性である。そしてこれは、日常の進取積極的な思考と行動によってのみ養われるものである。」(第12代高橋忠孝校長)
昭和24年久慈農業高等学校と統合し、久慈高等学校として発足したとき制定されたものである。
久慈の「久」の字を図案化し、普通部、実業部(農林水産)と分校(大野・山形・野田・種市)の三校舎を象徴して、「高」を三文字の「久」で囲み、連帯感を表現するとともに、海、山、大地の三方向へ悠久に発展する若人の無限の可能性を表したものである。
地域に「質の高い教育の場」を提供し、校是「進取貫道」の精神に富み、国際社会および地域のリーダーとして社会に貢献できる知・徳・体の調和のとれた人間を育成する。