校長よりごあいさつ

 岩手県立金ケ崎高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は、昭和23年に県立水沢高等学校定時制課程金ケ崎分校として創設され、昭和43年に全日制普通科の岩手県立金ケ崎高等学校として独立しました。昭和54年に新校舎が完成し、平成11年に大規模改修が終わり、現在にいたっております。これまでの卒業生は8,000名を超え、地域及び県内外さらには国際社会で活躍する多くの有為な人材を輩出して参りました。そして今年は創立70周年を迎え、10月27日(土)には、記念式典及び講演会を行います。講師には本校卒業生の作家、平谷美樹先生をお迎えして実施の予定です。

 本校では真理・前進・友愛を3つの柱とし、『学習の金高』『生徒一人ひとりの良さを発掘し伸ばす金高』として、激しく変化する社会の中で、逞しく生き抜く力を身につけることを目指しております。積極的に他者とつながり、主体的・自律的に思考・判断・表現する力を養い、真の意味での人間力を備えた人材を育てていると自負しております。入学時からの3年間を見通し、発達段階に応じた計画的・継続的なキャリア教育を展開し、明確な進路意識を醸成することに力を入れ、例年数多くの卒業生が大学に進学しております。昨年度は国公立大学に23名の生徒が合格し、四年制大学への進学率は79%に達しております。単に大学進学実績を伸ばしていることを誇っているわけではなく、個々の生徒の視野を広げ、自らの進路選択の幅を広げ、将来自立した社会人として立派に社会に貢献できる力を身につけさせる取り組みの結果と捉えております。

 また、生徒会が中心となって、スマートフォンに関する10箇条を定め、自分たちの生活を充実させる自律的な活動を行ったり、施設体験・保育実習・除雪ボランティア・地域貢献活動などを積極的に行ったりしています。目に見える学力を養成するだけではなく、人間としての成長を図る取り組みを展開しております。

 部活動も盛んで、運動部は各部とも県大会等で活躍し、昨年度は女子ソフトテニス部が団体3位入賞、男子ソフトボール部準優勝、女子卓球部団体ベスト8、県下弓道大会男子団体第1位などの成績を残しました。また個人で行っている水泳、馬術など多くの選手が東北大会、全国大会で活躍しました。馬術は国体で上位に入賞したり、全国大会で3位となってメダルを獲得しました。文化部では、吹奏楽部がアンサンブルコンテスト県大会出場、美術部が高総文祭県大会入選などを果たしました。今年も大いに活躍してくれるものと期待しております。

 本校は、金ケ崎町内唯一の県立高校として、金ケ崎町との連携が深く、町との共催で行っている海外派遣事業に昨年度末4名の生徒が町内中学生とともにアメリカに短期留学してきました。今年度からは、多くの生徒達が諸外国の言語及び文化に直接触れる研修を計画しており、地域密着とグローバル化への対応という両面で行って参ります。このほか、人材育成事業、英語教育推進事業など、様々な形で金ケ崎町や地元中学校との連携を進めて参ります。

 このように、生徒を大切に育てている本校ではありますが、管内の生徒数減少の影響もあり、残念ながらここ数年入学希望者が定員を下回っている状況です。今後は、より一層充実した魅力ある学校、地域に信頼され、地域に必要とされる学校作りを推進して参りたいと考えております。そして、生徒たちの輝く未来のために全職員一丸となって努め、個々の生徒の個性・能力を引き出し、充実した教育活動を実践していることを、丁寧に情報発信し、開かれた学校づくりを推進して参りますので、地域・保護者の皆様方からの一層のご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

             岩手県立金ケ崎高等学校 校長 石川 克紀
  


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