【平成17年度(2005)〜平成18年度(2006)】

 

支援の充実をk探る


 平成17年度から2年間の継続研究として、児童生徒が「心豊かに、たくましく生きる」ために、各学部の実態に応じた授業実践に取り組むことによって充実した支援の在り方を探ることとした。方法としては、4学部の研究推進計画に沿って児童生徒の課題を洗い出し必要な支援の手だてについて授業実践をとおして検証した。また授業研究会をとおして各学部の研究内容について協議・理解を深め、一人一人の成長・発達につながる支援について考察することとした。その結果一人一人が主体性を発揮し、生きる力や卒業後の生活に必要な力を少しずつ身に付けたことが検証された。また全校研究会及び授業研究会など全校での取組をとおして学部相互に研究の実践と成果について共通理解が図られ、支援の充実へつなげることができた。今後も各学部の実践を相互に公開し学部の状況や児童生徒の実態についてさらに共通理解を深めるとともに、こうした学部相互の連携により、全校一貫の教育活動を実現していきたいと考える。





<平成17年度(2005)>


平成17年度各学部研究主題
小学部     集団活動における主体性の広がりを求めて
           −『なかよし会』の取り組みを通して−
中学部     よりよい人間関係を築く支援のあり方
高等部     卒業後の生活へスムーズに移行するための支援のあり方
           −個別移行支援計画の作成と活用−
訪問教育部   生徒の実態に即した集団活動はどうあればよいか
           −生活の豊かさを求めて− 

「心豊かに、たくましく生きる児童生徒」を育てていくために、児童生徒の「主体性を広げていくこと」「人と人とのつながりを確立すること」「学校から社会へスムーズに移行すること」「人と関わろうとする力、周囲に関心をもつ力を高めること」に取り組んだ。育てていきたい力に着目した授業作りの吟味、実践後の記録の取り方の工夫、話し合いを通しての児童生徒への理解が深まりを通して、児童生徒に着実に育ちつつある力を見いだすことができた。




<平成18年度(2006)>



平成18年度各学部研究主題
小学部     集団活動における主体性の広がりを求めて
           −交流活動に向けて−

中学部     よりよい人間関係を築く支援のあり方
           −集団活動における生徒同士の関わる力を育てる−

高等部     作業学習を通して身に付けたい力と個に応じた支援の在り方
           − 一人一人が「できる」ための手だてを探る−


訪問教育部   個々の力を大切にした授業の在り方
           −今を豊かに生きる−

 

各学部では、児童生徒一人一人の実態を踏まえて課題を明らかにし必要な支援の手だてについて授業実践を通して検証を進めてきた。また、全校研究会、授業研究会など全校での取り組みを通して、学部相互に研究の実践と成果について共通理解を図り、支援の充実につなげることができた。このような各学部の成果は今後も本校の教育活動の軸となるであろう。一方で、各学部での実践を相互に公開し、学部の状況や児童生徒の実態についてさらに共通理解を図ることが今後も必要である。本校の一貫した教育活動実現のため、学部相互の連携を深め、支援の充実につなげていきたい。

 

平成18年度、第45回岩手県病弱・虚弱教育研究会釜石大会が開催された。




【平成19年度(2007)〜平成20年度(2008)】


一人一人のニーズに応じた教育

 平成19年度から特別支援教育が本格実施となり、本校においても新しい取組が始まった。その中でも一人一人のニーズに応える教育活動の充実と教員の専門性の向上が急務の課題である。そこで本研究では、児童生徒一人一人の教育的ニーズを明らかにすることをとおして適切な指導及び必要な支援に役立てようと考えた。特別支援教育本格実施の本年、その基本的な考え方に立ち返り、学部の実態から緊急性、重要性の高いテーマをそれぞれ設定し、学部研を中心に実践を深めて教育活動全般の充実へつなげていきたいと考える。




<平成19年度(2007)>


平成19年度各学部研究主題
小学部     子ども一人一人の教育的ニーズに応える授業づくり
           〜 個別指導における実践をとおして 〜

中学部     生徒一人一人に対する効果的な支援の在り方を探る
                  〜 授業研究をとおして 〜

高等部     生徒一人一人が自立的、主体的に社会に参加していくための支援はどうあればよいか

                  〜 一人一人の自己実現を目指した進路学習の在り方 〜

訪問教育部   一人一人が豊かに生活するための授業づくり
                  〜 授業の工夫・改善のためのプロセスの運用について 〜

 今年度は、全校研究主題を「一人一人の教育的ニーズに応じた支援の充実を目指して」とし、継続研究2年の1年次としてスタートした。研究推進にあたり、第一に全校研究主題のキーワードである「教育的ニーズ」の捉えについて各学部で検討を重ねた。次に、それぞれの研究主題に沿って、授業づくりの実践と、ツールとしての「個別の指導計画」「個別の教育支援計画」の充実と活用が図られた。各学部のテーマに違いはあったが、共通した視点のもと取組が行われ、成果が認められた。同時に、2年次への課題として明らかになった事項を共通理解し、課題解決への手だてを講じていきたい。


平成19年度、第46回岩手県病弱・虚弱教育研究会釜石大会が開催された。



<平成20年度(2008)>


平成20年度各学部研究主題
小学部     子ども一人一人の教育的ニーズに応える授業づくり

中学部     生徒一人一人に対する効果的な支援の在り方を探る
                 〜 授業研究をとおして 〜

高等部     生徒一人一人が自立的、主体的に社会に参加していくための支援はどうあればよいか
                 〜 一人一人の自己実現を目指した進路学習の在り方 〜

しゃくなげ分教室   一人一人が豊かに生活するための授業づくり
                 〜 授業の工夫・改善のためのプロセスの運用について 〜