岩手県立盛岡視覚支援学校 学校通信
視覚支援学校だより 第11号
令和6年3月15日(金)発行

花いっぱいの一年 皆さんに感謝
校長 近藤 健一(こんどう けんいち)
冬を惜しむように寒さの残る3月8日(金)、小学部1名、中学部1名、高等部普通科5名、 高等部専攻科理療科1名の児童生徒の卒業式が行われました。8名の卒業生・修了生の旅立ちを祝い、多くの来賓の方々にもご臨席いただきました。卒業生・修了生は、これまでの充実した学校生活を物語るように本当に晴れやかな表情で式に臨み、一人一人の成長が感じられた心温まる卒業式でした。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様に支えていただき卒業の日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。
8名がいない校舎は少し寂しく感じますが、いよいよ在校生も一年の締めくくりの時です。満開の桜に見守られてスタートした令和5年度の春、酷暑が続いた夏、充実した成果があらわれた秋、力を蓄えた冬、そしてまた春が近づいてきています。いつも皆さんを見守っている岩手山も、陽光を受けて輝きを増す季節となりました。
学校だよりの第1号で、23名の幼児児童生徒をつぼみに例えました。自分なりの花を咲かせることができるよう、私たち教職員は、土になり、水になり、太陽になり、時機を逃さず支援できるよう努めてきました。そして、この学校だよりで折々お知らせしてきたとおり、それぞれの花(成果)をたくさん咲かせてくれました。一気に咲いた人も、ゆっくり咲いた人も。
卒業生・修了生の皆さんも、在校生の皆さんも、新しいつぼみを蓄えていると思います。次のステージで、また自分なりの花を咲かせることができるよう願っています。

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