岩手県立盛岡視覚支援学校 学校通信
視覚支援学校だより 第2号
令和2年7月22日(水)発行
                           

「少しずつ、通常通りの学校生活へ。油断なく、新しい生活様式の実現に向けて。」
副校長 北島 亨
6月19日(金)、全ての都道府県との移動の自粛が解除されてから1ヶ月が経ちました。
盛岡市内に限らず県内各地では、休日になると県外ナンバーの車や公共交通機関を利用する方、各施設や各種店舗での人の往来が一気に増えてきたように感じられます。
臨時休業措置や緊急事態宣言が発令された自粛期間において岩手県内では各人がルールを守り、自覚ある行動をしてきた成果が現在も感染者ゼロに繫がっています。 
しかし、油断大敵です。万全の体制で、これからも感染症対策に取り組んでいきましょう。
さて、新型コロナウイルス感染症対策で学校行事や様々な取り組み、そして発表の場が延期、中止になってしまいました。
5月、6月の全校朝会は校内放送で行い、職員会議や研究会などは体育館で開催するなど、三密を避け、細心の注意に心がけました。
当初予定していた行事を実施する場合はその内容を精査し、簡素化するなどの見直しをせざるを得ませんでした。
このような状況の中でも全校児童生徒29名は明るく元気に学習、実習に取り組んでいます。
教職員と共にマスクの着用や手洗い・うがい・消毒の励行などの感染予防をしっかり行い限られた時間の中でも日々、充実感・達成感を積み重ねる毎日。
とてもいい表情で学校生活を過ごしています。
今後も目標を達成するために1日1日を大切にして何事も楽しく取り組んでいきましょう。
7月に入り、東京都では数日間連続で3桁の新規感染者が判明。
緊急事態宣言が解除された5月25日(月)以降、国内新規感染者1日間の総数が最多と報道されました。
7月15日(水)、東京都はレベル4の警戒を発令。
しかし、2日後17日(金)には過去最高の289人の新規感染を確認するなど予断を許さない状況です。
7月23日(木)から8月17日(月)まで26日間の夏季休業になります。
規則正しい生活習慣に心がけ、新型コロナウイルスから身を守ること、とにかく健康第一です。
自宅でも、外出先でも、今まで以上に感染症・熱中症対策に留意して、たくさんの素晴らしい思い出ができる、そんな素敵な夏休みになることを祈っています。
日焼けして、たくましくなった皆さんに再会できることを楽しみにしています。

●6月の学校の様子をお伝えします。
・6/9(火)図書寄贈されました
昨年度、高等部、久慈七美さんが受賞した「高校生ブックカバーデザインコンテスト」の副賞として岩手県書店商業組合さんから図書をいただきました。
手塚治虫とトキワ荘、国民って何、移民って何?、ざしきわらし、藤代清治の旅する影絵日本など14冊です。

・6/10(水)北山リーグ始まる
フロアバレーボール部は新型コロナウイルス感染の関係で大会への参加や練習試合等ができない状況です。
そこで、安全な学校の仲間で充実した試合はできないものかと考え、4名で1チーム(本来は6名)とする校内のリーグ戦を実施することにしました。
バレー部員と顧問が抽選で3チームに分かれ、1試合25点先取、各3試合の対決です。
1試合の勝ち点は1点、勝ち点が並んだら総得失点差で決着します。

・6/12(金)第2回PTA役員会
役員6名のご出席を頂き、今年度の①PTA行事内容や運営方法、②令和3年度県政要望書等を中心に協議しました。
毎年実施している点字ブロック理解推進キャンペーンや隔年開催の文化祭への関わり方など、例年とは違う実施になりますが、工夫と協力、連携をしていく事が確認されました。
齊藤志保会長さんには今年度から2年間、岩手県特別支援学校PTA連合会会長を兼務して頂くことになりました。
宜しくお願いします。

6/15(月)児童生徒昇降口の施錠
防犯対策の一環として児童生徒登校後の8時45分頃と給食後の13時30分頃に施錠しています。
様々なケースを想定し不審者対応訓練を実施するなど危機管理意識の向上に努めています。
安全安心第一。

6/22(月)プール開き・学習開始
今年の水泳学習のスタートを告げるプール開きが行われました。
当日は天気も良く、絶好のプール日和となりました。
安全祈願を行ったプールからは、元気な声が響きわたりました。

6/25(木)第1回学校評議員会
本校評議員さん5名全員のご出席のもと、有意義な会議が行われました。
清水校長から今年度の学校経営方針、各学部主事からは児童生徒の活動の様子や今後の行事について、進路指導部、相談支援部、寄宿舎運営部の各部長からは昨年の実績や今年度の新しい取り組みなどの説明、報告がありました。
5名の評議員さんからは、それぞれ本校に対する期待、今後の連携のあり方など貴重なご提言を頂きました。
詳細は本校HPに掲載しています。

7月の学校の様子をお伝えします。
7/2(木)理療科実習を再開。「校内実習、地域の方への施術」・「おでんせ本宮~明内先輩に感謝」
●約17年間、患者さんとして来校いただいている石川幸子さんから温かい応援、励ましの言葉を頂きました。
「これまで生徒の皆さんの施術を楽しみにしてきましたが、コロナの影響から実習が中止となり、いつ再開するのか心待ちにしていました。
7月から始まるとの連絡を頂き、すぐに予約をいたしました。
本日もしっかり揉んでいただき、心も身体も楽になり気持ちよく帰ることができます。
これからも楽しみにしています。」
石川さんをはじめ来校していただいている地域の皆様方に改めて感謝申し上げます。

●十数年間、理療臨床実習のご指導を頂いている本校の卒業生でもある明内康彦様からのメッセージです。
「7月からの開始となり、感染症対策を取り実習を行っている状況です。
生徒の皆さんには、実際に施設に来て頂いて、現場の生の雰囲気を感じて頂きながら、介護福祉の現場で働くようになった時必要になると思われる事柄についてお話させて頂いております。
しかしその反面、実習を通してこちらの方が生徒の皆さんから刺激を受け、出来るだけ新しい事を取り入れてお話していけるように、今もなお勉強させて頂きながら、共に学び成長させて頂いているところです。
最近の傾向としては、多くの方が福祉施設の機能訓練指導員として就職されているようです。
厳しい事を言うようですが、学校を卒業して健常者と一緒に働くという事は、何かと大変な事が多いと思います。
皆と気持ち良く働いて行く為には、やはり日頃からのコミュニケーションが大切になってくると思います。
どの道も楽をして通れる道はありません。
生徒の皆さんには、国家試験を無事通過して頂き、自分が選んだ道を極めていく気持ちで、やりがいある職業と思って働いて行けるよう頑張ってほしいと思っています。」

7/3(金)高等部 2週間頑張った校内実習報告会
高等部普通科2組前期実習報告会を行いました。
前期実習では「アブラすうぞう作り」と「ベビーリーフの収穫・販売」に取り組みました。
実習前にたてた目標を振り返り、「パック詰めができた」「1人でできた」「もっと体力をつけたい」「すぐに報告できるようにしたい」等、一人一人が成果と課題を発表しました。
最後に修了証を受け取り全ての学習を終えました。
校内実習をとおして学んだことを、これからの学校生活にいかしていきましょう。

7/10(金)校内弁論大会・7/13(月)成績発表・表彰式
8名の弁士全員が個性あふれる表現で観衆を魅了。多くの感動を与える発表になりました。
持ち時間の中で、それぞれのテーマに対する強い思いを表現力豊かに伝えるなど、昨年度同様にレベルの高い弁論大会になりました。東北大会・全国大会が中止となり残念です。
最優秀賞には中学部、遠野希来々さん、高等部は久慈七美さんが選ばれました。
弁士の皆さんお疲れ様でした。全員立派な発表でした。

7/17(金) 寮祭 (規模縮小開催)
例年とはひと味違う内容で開催された、第58回寮祭。
舎生皆で色々なアイディアを出し合い、当日まで準備を進めてきました。
ペットボトルボウリングや輪投げなどのゲームコーナーに焼きそばやたこ焼きなどの飲食コーナー。
さらに今回の目玉、校長先生とのジャンケンコーナーもあり、『最初はグー!ぜっこうちょー!!』の掛け声に合わせて、景品ゲットを目指し、ジャンケンの真剣勝負。
歓声が響き、舎生の笑顔が弾けた楽しいひとときでした。
来年度は盛大に開催できることを願って、58回目の寮祭は終了しました。

北山ワン・テン・ワン 本校ホームページ http://www2.iwate-ed.jp/iwp-m/ ご覧下さい