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 かあちゃん市交流
   
 かあちゃん市とは
 本校中学部では、地域交流の一環として総合的な学習の時間に「かあちゃん市」という販売活動を行っています。

 今年度で29年目を迎えます。「かあちゃん市」では、JAいわて花巻笹間・太田支店の婦人部に所属する方達が持ち寄った自家製の野菜、果物、加工食品などや中学部の畑で収穫した野菜を校内で販売しています。生徒は順番で販売活動を行ったり、家の人から頼まれた野菜などを購入したりしながら「かあちゃん市」の活動を楽しんでいます。生徒を取り巻く学校や家庭、地域の方(太田地区のかあちゃん方)、物(農産物等)との積極的な関わりを通じ、普段の学習活動では体験できない経験と発見の中から、課題解決に必要な知識及び技能を身に付けたり、交流を深めたりすることを目的としています。
 今年度の「かあちゃん市」は5回開催予定です。

 
  かあちゃん市 販売活動の様子
 

 かあちゃん市開催前の準備(販売会場準備、品物並べ、値札付け、挨拶・声掛け練習、会計等)やお客さんへの対応の仕方、販売手順、お金の計算、品物のやり取りなどについて教えていただきながら、それぞれの役割に取り組んでいます。

  かあちゃん市 買い物の様子
 

 昨年度からは、新しい生活様式を取り入れ、マイバック持参でお家の方から頼まれた野菜を探したり、自分の買いたい品物を見つけたりしながら買い物をしました。毎回、りんごジュース、大福、きりせんしょ*1はすぐに売り切れるほど大好評です。

*1:きりせんしょとは、岩手県の県央部で食されている伝統的なおやつの   ことです。

  かあちゃん交流

 令和3年度より、かあちゃん方との活動を「かあちゃん市」の他、「ふれあいタイム(総合的な学習の時間)」の中で、花や畑の活動を通して交流する機会を設定しました。野菜や花の苗の植え方、種のまき方を直接教えていただいています。

 
  収穫祭
 例年、秋には「ティータイム交流」として自分たちでお菓子を作って用意し、1年間お世話になったかあちゃん方を招待し、お菓子を食べながらお話をしたり、作業学習で作った商品をプレゼントしたりするなどして交流を深めています。
 今年度は中学部畑の野菜の収穫後に収穫祭を行います。かあちゃん方と一緒に調理活動をしながら、1年間の交流活動を振り返る計画を立てています。
   
令和3年5月14日 更新